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2024年6月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは?【THINK for HR NEWS】

SNSデータを起点に企業の採用マーケティング・採用ブランディングの戦略立案〜実行まで一貫して支援を行うNo Companyでは、「企業」や「社員」のことについて書かれた記事が、X(旧Twitter)・Facebook上でどれほど共感されているかを毎月調査しています。

2023年まとめ記事もぜひご覧ください!


調査概要

「THINK for HR調査」
データ取得期間:2024年6月1日~2024年6月30日

No Company独自のSNSデータベース(※1)を用いて調査。
調査対象:採用・キャリア関連の発信を行っているメディア(※2)を含む50エンゲージメント以上(※3)の記事
調査方法:各記事のエンゲージメント量を企業ごとに合算して発表。

エンゲージメント獲得数TOP20

株式会社三菱重工
トヨタ自動車株式会社
三菱商事株式会社
株式会社日立製作所
株式会社三井住友銀行
株式会社カヤック
株式会社ナイル
株式会社SHIFT
株式会社Cover
株式会社タカラトミー
日本電信電話株式会社
株式会社kudell
株式会社LayerX
株式会社Unity
株式会社ワンキャリア
株式会社会社オリンパス
株式会社ローソン
株式会社YOUTRUST
日本赤十字社
日本ファルコム株式会社

注目の3記事と共通点

上記20社の中でも、特に気になった記事や注目してほしい記事を3つピックアップしました。

①株式会社LayerX(note)

こちらの記事では、同社のCEO福島良典さんが株式会社LayerXに入るべき理由を3つ、具体的な内情とともに紹介しています。チームのあり方や事業体系、新規事業体系に対しての魅力、現状、位置付け、既に働いている人材について詳しく説明されています。LayerXに入るべき1つ目の理由として「事業の変化速度の速さ」が挙げられていました。変化速度が速いほど、自身の意思決定機会・実行機会が多くあり、それらが何よりも働く人の成長に繋がるということ。二つ目に「AIをつかった新しい働き方ができる」そして三つ目に「自分たちが未来の働き方を作るんだ」という気概を持って取り組める環境だと話しています。この記事を読むと、求職者はLayerXを深く理解することができ、自分のキャリアや価値観と照らし合わせて入社後の働き方を考えることができるのではないでしょうか。多様な求職者の価値観やニーズに寄り添うLayerXに、多くの共感を集めています。

②株式会社日立製作所(日本経済新聞)

こちらの記事では、日立製作所だけでなく様々な企業のユニークな採用方法が紹介されています。 2023年の採用では日立製作所はプレゼン選考を取り入れました。応募者に「入社後、どの職種で日立のリソースを使い、どんな社会課題に取り組みたいか」を5分以内で説明してもらうものです。この方法は、論理的思考や課題発見力を見極めやすく、学生の個性も引き出しやすいと感じられています。学生からも「キャリアについて考えるきっかけになった」と好評で、内定後の辞退率も減少するといった結果が出ており、採用ミスマッチの対策が進んでいます。 近年学生は就職活動の早期化により、1・2年生の時から就職活動やガクチカについて考えなければならないことに頭を悩ませています。そんな時代のトレンドに則った採用手法の変化が多くの求職者の関心を引いたのではないでしょうか。

③株式会社COVER(CGWorld)

この記事は、『ホロぐら』チームの中核スタッフによる新しいプロジェクトに関するインタビュー記事です。毎週高品質な3D映像を公開し続けるスピードが求められる環境内で成長するためには、チームに新たな挑戦が必要だと語られています。同社のバリューである『果敢に、しかける。』には、未来のカルチャーを創造するために現状を脱し、大きなアイデアを積み重ねることが重要、といった意味が込められており、今回の新プロジェクトは、そんなバリューを実践するのに絶好の機会となったと述べられています。一人ではできない仕事だからこそ、仲間を巻き込むことが必要であり、お互いの挑戦を受け入れるための寛容さを保っているとも言っています。このインタビューを通じて、プロジェクトに関すること以外にもアイデアや意見を言いやすいアットホームな環境があること、またチャレンジする姿を応援してくれるような雰囲気が伝わってきます。

考察

今回は「企業文化」と「採用戦略」について注目しました。
取り上げた記事では、企業の理念や仕事内容など表面的な内容だけでなく、社員の社内カルチャーの捉え方や、働くことへの意識について可視化しやすい内容となっていたと感じます。また企業文化の一環として、採用システムも独自の戦略をとるという記事もありました。求職者の本質的な能力や個性をより深く理解するためには、一般的な求職者主体の採用の流れ(エントリーシート提出~面接)ではなく、採用する企業側が選考活動そのものを工夫すべき時代になってきているのではないでしょうか。

ご紹介している企業の広報記事を参考にしていただきつつ、このnote記事が皆様のこれからの採用活動の一助となれば幸いです。

【参考】採用活動に役立ちそうな記事をピックアップ!

▼来春新卒意識調査

▼企業選びの新たな軸?「エシカル就活」

▼株式会社LayerXチーム運営法解説!求職者も可視化しやすいコンテンツ

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No Companyは独自で保有するSNSデータベース「THINK for HR」によるデジタル・SNSデータ分析と、顧客の採用課題や目的、施策状況等のヒアリングをもとに、独自の採用マーケティング戦略を立て、ターゲット人材に選ばれるためのコミュニケーション施策を実行します。戦略策定~施策実行・PDCAまで一気通貫で全体を俯瞰した視点を持ったパートナーとなり、採用プロジェクトに長く並走できることが特徴です。

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