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宮崎でも大好きな漫画の仕事ができる!業界未経験の私が漫画ベンチャーに入社して全社MVPを受賞できた理由 【連載: ナンバーナインの中の人】

「すべての漫画を、すべての人に。」というミッションのもとで、漫画家の持つ漫画作品の収益最大化や漫画家の創作活動をサポートする事業を多角的に展開するナンバーナイン。

そんなナンバーナインで働く人々がどんな思考で仕事と向き合っているのかをお伝えするために、「中の人インタビュー」を実施しています。

前回は、急成長するナンバーナインをバックオフィスから支える経理部門の二人に、ナンバーナインとの出会いや入社に至った経緯、普段の仕事についてお話を伺いました。

今回話を聞いたのは、ナンバーナイン宮崎ひなたオフィスで働く松元千峰さん。ナンバーナインでは、2019年に宮崎県日南市に初の地方拠点「日南デジタル漫画ラボ」を設立し、現在は拠点を宮崎市の宮崎ひなたオフィスに移して20人ほどのメンバーが働いています。

業界の特性上、漫画業界はどうしても首都圏や都市部に企業や業務が集中しがちです。そんな環境の中で、「忙しくても自分の趣味を活かした仕事がしたい」という思いで転職活動をしていた矢先にナンバーナインと出会ったと話す松元さん。

インタビューでは、業界未経験ながらリーダーシップを持って活躍する松元さんの仕事への思いに迫りました。少し気恥ずかしそうに、それでも笑顔を絶やさず前向きな気持ちで仕事について語る松元さんの言葉を通じて、少しでも宮崎チームの雰囲気を感じ取っていただけたらと思います。

転職活動中にWEBデザイナー志望から一転、漫画ベンチャーへ

ーー 中の人インタビュー第三弾、今回は宮崎県からよろしくお願いします!ところで、ナンバーナインの宮崎ひなたオフィスにはどんなメンバーが集まっているんですか?

松元さん(以下、松元)
私もそうですが地元・宮崎県出身者がほとんどで、みんなやっぱり漫画が好きです。前回のインタビューでも「(東京オフィスで)当たり前のように漫画の話が飛び交っている」というエピソードがありましたが、それは宮崎でも同じ。めっちゃ共感しました。

過去にはオフィスで映画「THE FIRST SLAM DUNK」の鑑賞会をしたこともあります。職場の人と趣味の話でこれだけ盛り上がれるなんて前職では考えられなかったので、はじめは驚きました。

ーー もともとはどんなお仕事をされていたんですか?

松元
宮崎県内の総合病院で医療事務として5年ほど働いていました。土日休みの事務職がしたいと思って入社したものの、救急外来がある病院だったので、結局土日も働くことになったり、当時は新型コロナの流行もあったりで、なかなか大変なことも多かったです。

ーー ナンバーナインを知ったきっかけを教えてください。

松元
幼い頃から絵を描くことが好きだったので、趣味を活かしてクリエイティブやデザインに関わる仕事がしたいと思い、退職後は地元の職業訓練校に入学しました。

Webデザイナー志望だったのですが、就活をしていたときに先生から「松元が好きそうな会社がある」と紹介を受けたのがナンバーナインでした。私も求人を見て「絶対に好きな会社じゃん」と確信し、即応募。2022年9月にナンバーナインに入社しました。

ーー 地元で好きなことを活かして仕事することって、地方だとハードルが高いこともありますよね……。

松元
そうなんです。特にエンタメの仕事ってなかなか携われる機会がないので、求人を見たときは「漫画に携われる会社が宮崎にあるの!?」と衝撃を受けましたね。

圧倒的当事者たれ。急成長するスタートアップで自身も全社MVPを獲得するほど急成長

ーー 実際に入社してみて、いかがですか?

松元
覚悟はしていましたが、想像以上にスピード感がありました。

正直、面接を受けに行ったときは具体的にどういう業務をやるのかわからなかったのですが、きっとこれまでの仕事とは全然違うんだろうなというのは感じていました。悩むこともありますが、それ以上に、好きな漫画の仕事に携われているということが私の中では支えになっています。

ーー 普段、どんなお仕事をされているんですか?

松元
2023年4月からタックスチームのリーダーとして、ナンバーナインの確定申告代行サービスにまつわる業務を担当しています。

2018年から開始したサービスで有難いことに好評いただいている一方、裏側はまだまだ整備されていないところもあるのが実情です。でも、大切な情報を作家さんから預かるわけなので、何があってもやり切らなければいけません。安定的かつスピーディーにサービスが回せるような仕組みづくりやチームビルディングに取り組んでいます。

ーー 入社して半年でリーダーに任命されたんですか!?

松元
そうなんです。高校時代に運動部で副キャプテンの経験こそあれど、どちらかというともともとの私は先頭に立ってみんなを指揮するタイプではないので、大変でした。

ーー 特に大変だったエピソードについて、教えてください。

松元
ナンバーナインでは圧倒的に当事者意識を求められるんですよ、どんな場面でも。入社直後の私にも「これ、どう思う?」と他のメンバーが問いかけてきたり、年次に関係なく会社の短期的なことから中長期的なことまでいち社員としての考えを求められたりします。

前職では”言われた仕事をやる”が当たり前だったので、「そんなことまで考えなきゃいけないのか」と戸惑いました。また、進んでいくスピードが凄まじいので「この前まではここまでで良かったけど、今だとそれ以上先のことまで考える必要がある」みたいなことも多くあります。

特にリーダーになってからは、チームとしての目標達成やメンバーとのコミュニケーションなどより広い視野を持って考えることが必要になってきて。まだまだ未熟なところもありますが、いろんな人のサポートを受けながら、入社当時に比べたらかなり主体的に動けるようになったと思います。

そういえば入社を勧めてくれた先生と先日再会したときも「成長したね」と言っていただけました。

ーー リーダーになって一年足らずでその働きぶりが評価され、全社MVPも受賞されたと聞きました。

松元
ナンバーナインでは毎月「バリューをもっとも体現した人」を表彰するMVP制度があるんですが、ありがたいことに今年の2月度「チムカツ」MVP(※)に選んでいただきました。
(※)該当月に最も「チームで勝つ」を体現したメンバーに贈られる賞

当時はがむしゃらに目の前のことをやり続けていたので、バリューを体現しているなんて実感はなかったのですが、月間MVPの受賞を受けて、自分の頑張りを認めてあげることもできましたし、自信に繋がりました。

夢は推しと仕事すること!同じ仕事でも環境でモチベーションは全然違う

ーー 今後ますますの活躍が期待されている松元さんですが、今後の目標や野望があれば教えてください。

松元
ナンバーナインは今、会社として急拡大しているタイミングなので、しっかりついていって微力ながらも貢献していきたいと思っています。特にチームとしては確定申告代行サービスの基盤を固めて、安定運用できる体制を目指していきます。

あと、個人的な願望でもいいですか?ナンバーナインの作品で舞台をつくりたいなって密かに願っています。私は2.5次元舞台鑑賞が趣味なので、いつか推しと仕事ができたら最高です。

ーー 素敵な目標!そんな松元さんが所属する宮崎オフィスのメンバーを募集中とのことですが、どんな人が向いていると思いますか?

松元
主体性を持って動ける人でしょうか。先ほども言ったように、とにかくいろんな場面で話し合いが起きるし「あなたがどう思うか」を常に求められるので。

あとは自分の芯を持っていることも大切。新しいことにどんどんチャレンジしていく会社なので、前例がなくて悩むことも多い環境だと思います。でも、どんな仕事にも大変なところはあると私は思っていて。だからこそ自分が何を大切にして、どんな環境で誰と働いているか、が重要だと思います。

私にとっても確定申告の事務作業を税理士事務所でやるのとナンバーナインでやるのとでは、全然モチベーションが違います。自分で考えて行動できる人、自分の意見が言える人にはピッタリの環境だと思います!

ーー  ありがとうございました!

ナンバーナインで一緒に働く仲間を大絶賛募集中!

ナンバーナインでは、現在採用強化中です!漫画編集者、アートディレクター、人事、マーケターそしてもちろん宮崎のポジションも。様々なポジションで募集を行っておりますので、興味をお持ちいただける方はぜひご応募ください!

編集・構成: ころく@ナンバーナインCXO
執筆: Moriya Ayuka

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