『物語では非暴力の世界を作れない?』【映画『君たちはどう生きるか』の感想として】
陰鬱になってしまうニュースや言葉たちが飛び交う中、希望が持てる知らせも飛んできました。
宮崎駿監督のアニメ映画『君たちはどう生きるか』がゴールデン・グローブ賞を獲得しました。
感想を少し書きたいと思います。
一言で言い表すと、全体的に安心して見られる奇麗な詩のようだと感じました。
起承転結のあって、盛り上がるような展開は極力避けた作品とも感じました。
戦争の時代を絵描きつつ、戦闘の場面はほとんど描かない特徴がありました。
学友とのケンカや、アオサギや鳥たちとの決闘も、