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準備はお早めにー娘のアメリカ大学受験

23歳で娘を産んだから、私今40歳ですが娘の大学受験です。同僚や同じくらいの年齢の人を見ていると今在宅勤務で横から「ママ~」と呼ばれる幼稚園児とか小学生くらいが多めなので早く産んでおいて良かったとは思うけれど。。。同じくらい思うのが「他のママはどうやってアシストしてるんだろ」ってところ。子育ての先輩が身近にいないので情報収集が遅れ気味です。

さて、昨夜突然娘が大学受験用のアカウントを作るからといって借り出されました。アメリカの大学は日本でいうAO入試のようで自分の実績をどんどんデータベースに入れ込んでいくもの。もちろん娘がやるんだけど、世帯年収とか、親の学歴、職業(会社名や職種、タイトルまで)もあったりして、横から聞かれたことを答えていました。

ちょっとびっくりしたのは性的指向?レズビアンかゲイかみたいな項目もあって、むしろ入力しないほうがダイバーシティ的に正解のような。。。あとは必ずヒスパニック系ですかと聞かれるのですが、ざっくり人種系を問われた方が良くないか?とか。。。アメリカならでは面白いなと思う項目がたくさんありました。アメリカは人種バランスが良くなるようにクオータがあるとの事ですが、いつも不思議なのはアジア系はどこまで細かく見てもらえるのかなというところ…黄色人種枠なら何億といる中華系の人と競うのか、ジャパニーズは珍しいから入れておこうかとなるのか…

ともあれ、今となって娘に感謝されたことでやっておいて正解だったと思うのは早いうちに大学のサマースクールに行かせたこと。今年行けないとは思ってもみなかったけど、最初は14歳の夏に香港大学、15歳の夏にボストン、16歳の夏にワシントンの大学の授業受けましてそれを書けたことがかなり本人の自信にもなった様子。当時はめっちゃ文句言ってたくせに今は自分から言い出したくらいの勢いです。どの口が言うねん、とも思っちゃいます。このサマースクールもピンキリで日本のいわゆる「UCLAの学生寮で語学留学!」とかってやつとはケタ違いに難しいアプリケーション。実はキャンパスで大学教授の授業が受けられるんです。大学によって短い期間の体験コースや時間割を組み合わせてアート系とサイエンス系が楽しめるなどめちゃくちゃ盛沢山です。ちなみにこのサマースクールを受講するために書類をそろえてエッセイを書いてアプリケーションを出すのですが、普通に入試みたいに落ちます。年齢などによって受けられる大学など狭まるので注意して選ばないと難しいです。コロナの影響で今は全てオンラインになってるのかなと思うのですがやっぱりキャンパスに行って他の生徒と交流できたことで大学選びもイメージしやすくなったと思います。

小学校卒業する時点でどの国に行きたいのか決めてしまわないといけないというのは私も今となって気づいた盲点でした。具体的に言うともしアメリカの大学が本命で絶対だという場合はアメリカ系の高校に進むことをオススメします。ここでいう高校とはセカンダリースクールです。日本の中学からでも大丈夫かも。というのも、中学高校のカリキュラムがかなり国によって違うのと、共通試験SATやIBなど大学入学認定試験となるものの準備が全く違うからです。そのくらいの年ごろで明確に目標ができるわけがないとも思うけれど、親子でだいたいの道筋を決めておくのも手かなと思います。

我が家は昔はアメリカの大学がいいでしょって思ってましたが、昨今のアメリカの情勢も考えると第一候補ではないかなってところです。

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