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こだわりは思いが遂げられない時に作られてしまうのでは?受動型ASDと育児

夫の実家に帰ると毎回感じるのが、強いこだわりや偏った価値観が、本人も周りも苦しめている場合もあるんだなという事です。どちらも心地良いものであれば問題はないのですが…。


何故、こだわりは作られるのだろう?疑問が頭の片隅にいつもありました

もしかしたら、これかも?というのが題にも書いた「思いが遂げられない」思いが伝わらない」



この2つが小さな積み重ねだったり、周りからは小さく見えて実は大きかったりが溜まっていき、こだわりになっていくんじゃないかと、夫の実家で過ごす息子を見ていて感じたのです



そして、本人は何の思いが遂げられないから、伝わらないから違和感なのかが分からない。だけれど泣いたり、身体が怠くなったり、甘えてみたり、違う理由を一生懸命訴えたりして不穏となります


けれど、訴えて答えを貰っても心の中にある本当の、「思いが遂げられなかった無念」がくすぶっているから、不穏な状態は解消される事はないんです…周りから見たら、ほんのささいな事。既に課題として、スモールステップで乗り越えた事であってもです


ほんのささいなこと。分かりやすい例の一つ 


昼食にコーラを飲んだ。コップに半分残して忘れていた。それを外出先でお義母さんに指摘され「後から飲むよ」と返す息子。→ この時点でいつもとは違います。違和感1P

⭐️いつもは、昼食後の時点でママが残ってるけど良いかと聞きます。そしてこの会話の時点で、気の抜けた炭酸飲料は息子は好きじゃないとママがお義母さんに伝えました


外出から帰宅して、しばらくすると、またコーラの件を言われる(これね、夕方です)息子は気の抜けた炭酸飲料は飲みたくない。新しいのを入れてというと、自分で入れなさいと言われる→違和感1P

⭐️いつもは、こぼすからと量をママかパパに決められるので、ジュースは自らは注がない



喜んで注ぎに行くと、やっぱりこぼしそうだから、ばぁちゃんがやると言われる→違和感1P

⭐️やる気だったのに、やれなくなりもどかしい 


きわめつけに、コーラを流しに捨てた息子に「あ〜あ、気の抜けたコーラも美味しいのにもったいない」捨て台詞を言われる。→違和感1P


こんな小さな思いを遂げられない、伝わらないが違和感となり積み重なっていく、すると不穏になる。不穏になっても伝わらない、トンチンカンな対応や褒めるをされても心に響かない。これが認知の歪みを作り、ふとした拍子にこだわりになっていくんじゃないかなと…

我が家の息子に限っての話かもしれませんが…。


小さな事だったので、気の抜けたコーラは飲みたくない子だとは伝えて、あとは様子を見ていたのです。他にも特性満載な家族ですから行き違いが多くてママがたしなめたりもある訳で、それも関係あるかもしれませんし、ママがパパに怒ってるのはいつもの事ですので、影響が大きい可能性は低いかなと考えます(いつもも問題ですが😱💦)


正直言って、コーラを飲み残して後から飲まないといけないと決めているのは、お義母さん。ママの価値観だと、そんなんどーでもよろしい


🔸ママは、お残し容認派です。息子は発達性協調運動障害ですので、そこを大事にしていたらお互いにもたない


子供であっても本人の自由。多分、息子はいつもは制限されているゲームを緩くですが、帰省している期間は本人の意思にある程度まかされているので、早くやりたくてコーラを後でと思い忘れたんでしょう


お義母さんは、息子の為を思って言ってくれてるんですよ😳悪いオーラは全く感じないので、そこには愛があるんです

だけれど、「思いが遂げられない」「思いが伝わらない」のに加えて、肝心なのが息子を尊重してるようで、していない。だから、違和感ポイントが溜まっていき不穏に繋がっていく


夫の実家に帰省し2日目の日曜日、息子は2回泣きました。新学期が不安とおじいちゃんとお別れが寂しいと。2時間の間に2回も。

対応したつもりだったのですが、「ママまで分かってくれないのは悲しい」「帰宅したら、高速でお風呂に入れてね、疲れてエネルギーマイナスだよ」 


んん?

ちょっとおかしい?? 


息子の好物ばかり食べて、炭酸飲料も飲めて、ゲームは意思にある程度任され、動物園やら新幹線を見に行き、お小遣いまでゲット!楽しくて堪らないはずが不穏。


「良かったね」で1日を終わらせなければ。


繊細さんセンサーを全開にして解決策を探す。息子が納得いく「良かったね」を。


あれ?もしかして?ピンとひらめいた!!

 

「もしかして息子くん、悲しいし疲れたのは雨だからと、おじいちゃんから早めに出る様に言われて、突然ゲームをやめたせい?やめても、おばあちゃん、息子くんに言っていたよね?それもある?」聞いてみると、  

突然、不穏じゃなくなる!落ち着いた口調で、

「そうなんだよ、おじいちゃんの家でここまでやりたいと決めていた。おばあちゃんに怒られてしまいやめたのにとなったんだ」

そりゃ、そうです。やめてと言われてから30秒もしないうちにやめれているのに、さらに言われたら嫌です💦

 

「ゲームをここまでと決めていたから、そこまでやりたかったね。エネルギー残っていたら、お風呂のお湯を溜めている間にやっても良い、ただ特別は今日まで、明日からはいつも通りだよ」と話すと、  

マイナスと言っていたエネルギーが段々上がっていって50%あると、だからゲーム🎮やりお風呂に入って寝ると言う息子。

ゲームをやっても良いは、ママが気持ちを分かってくれたの具体化したものであって、何でも良いのです。違和感をほんの少しでも分かろうとして貰えた。「良かったね」で終わりたいのですね


前向きな声かけ
命令ではなく促す
気持ちを尊重する 





精神の安定に繋がるのだと、再認識した出来事でありました



✴︎勿論、親だって人間です、仏さまの様にはいかないです、ただ頭に置いておく事で9割違和感が4割違和感に減らすなど、子供が感じる違和感を後からでもフォローして減らす取り組みが、誤認識の予防、こだわりとなる前に芽を摘むことが出来る事がね、もしかしたら出来るんじゃないかなと感じたので記事にしました


素人のママの勝手な考察ですので、よろしくお願いします🙏



夫の実家の駐車場で花火🧨をしました(田舎ですので迷惑になる程周りに家がありません)

ハート💓に見えませんか?

最後まで読んで頂き嬉しいです
また、来て下さいね✨♬✨




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