個性

チューリングは「心というプログラムを機能させることができればコンピューターである脳の素材は人間の細胞である必要はなく金属やプラスティックでできた機械でも代用できる」と言ったけど

もちろんそんなことはなくて

情報は人間(の脳)を通ることで変化する

インプット前とアウトプット後では情報の意味が違う

ただのお湯を色々なティーパックにかけることでそれぞれ違う味ができる

コーヒー、アップルティー、ダージリンティー、煎茶、ほうじ茶、、、、、脳と電脳の違いはここで差が付く

個性がそれぞれ違う味を濾し出すように

例えば服が欲しいお客が「カッコいい服を作って!」と同じ条件でAさん.Bさん.Cさんに依頼したとして
出来上がった服はAさん.Bさん.Cさんで必ず違うものができる
それは各々が経験や記憶などを拠り所に自分なりの「カッコいい」を作るからで

そう考えると僕たちは小手先のスキル(裁縫技術)なんかよりもそもそもの根幹である人間(経験、記憶、知識、志、観念、、、などなど)を鍛える必要がありそうだ

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