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帰りたい

よくそう思うようになった。

地元へ帰りたいと強く思うようになった。

父が亡くなって、さらに強く。

実家はないし、兄はアパート暮らしだし、はっきり言って地元には私の居場所などどこにも無いのだけれど。

だからこそなのか、帰りたい。

家族のもとに帰りたい。

そう思った時、旦那とは家族になれなかったんだなと気づいた。

一緒に生きている人であるけれど、別々だ。

夫婦だけど、他人で平行線のまま生きている。

それ気づいてもショックもなく。

そうゆう人だと分かっていたような。

情のなさというか、配慮のなさに悲しく寂しい時もあるけど、若い時にはそれが楽だったような気もする。

負の方向に感じるのは自分が弱ったから。

可哀想と思われたいから。

チヤホヤして欲しいから。

甘えだ。

だから帰りたいんだ。

帰れば私は子どもに戻れる。

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