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向かい風の中を突き進む感じとは?

ランナーにとって「強敵」なのは己のコンディションなど内的要因ですが、外的要因として暑さ寒さと同じくらいかそれ以上に嫌がられるのが「風」です。

いわゆる短距離:スプリント、フィールドでは競技自体が成立しない(公認記録ではなく「追い風参考」というものがあります)場合もあり、あまり歓迎されないですね。

中長距離種目にはそういった観点はないですが、やはりその気象条件に記録は大いに左右されます。

駅伝やマラソンなど河川敷でレースがあったら相当辛い。往きが向かい風なら復りは追い風だろうと期待して我慢しているのに・・・

何故か復りも横風だかなんだか解らないですが「空気抵抗」を強く感じる。結局その日はずっと風の抵抗を感じ続けるはめになるんですよね。

いや、本当ですよ!ランナー経験のある方なら大抵は感じたことがあるはず!?そんなのあり得ないと思うかもしれないけど、実際そうなんですよね・・・不思議な現象、不思議な感覚・・・

学生時代はよく多摩川で練習していたのでこの「現象」に鍛えて頂きました。暴風の時は本当に辛い。普通自転車に乗っていても「向かい風」を感じる時って数百メートルですよね?

それが長距離だと何キロにも渡って強い風を受け続けることになります。あれは効きます(笑)

伊豆大島も起伏を選んで合宿に行ったりするわけではなく、風を求めていますよね!?めちゃくちゃ風が強いんですよね。特に海岸線。

箱根駅伝でも暴風が吹き荒れた年はあります。そういった時は日頃スピードを磨いてきたチーム、個人より「風に対する免疫、経験、我慢強さ」など他の要素が勝る場合もあります。

だから駅伝やマラソンなど、競技は「やってみなければ分からない」「記録を持つものが順当に勝つわけではない」面白さがあると言えます。

気象条件、風。

別に敵な訳ではないのですがね。嫌がっていたら上手く競技は出来ませんし、その条件下で出せる最大パフォーマンスを目指すだけだと思います。でも嫌がる人は多く、思っている以上にパフォーマンスを低下させちゃう人も居ます。

モノは考えよう。悪条件では出場しないという人も居るかもしれません。そんなの関係なく出るよ、という人も居るでしょう。

どちらが「正しい」とかは無いと思います。人それぞれ出場、競技目的や目標は違うでしょうから。

私は向かい風の練習もレースもいつも以上に力を引き出すチャンスだと思っていました。悪条件下でどれだけベストに近づけるか?もしくはこの中でベストを出したら凄い!と思えるだろうなと感じながら。

別に生来ストイックなわけではありません。ただそういう「考え方」をしていたに過ぎないです。今は人生でわざわざ向かい風の中を突き進みたくはないですね(笑)全部追い風がいいな~と思う今日この頃です。

みなさんは如何ですか??





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