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ひざ裏:ランニング感覚

この部位は「ひざ」という言い方が含まれていますが、イメージの問題で、実際はふくらはぎとハムストリングスに影響を受ける方が大きいと思います。

神経や血管も集中的に通る場でもあります。調子が悪いと違和感を持ったり、腫れぼったい感じ、重苦しい感覚を得ることがありますよね。

ふくらはぎやハムを酷使するとひざ裏も張っていきます。特にマラソンやスピードもそうですが、トレイルやクロカンなどで酷使した時の方が強烈な印象です。

充分な訓練、トレーニングを積んできたランナーのひざ裏は凄く発達、絞れており、一目瞭然にレベル差を感じることもあります。

動きとしては押し出す力を連動して生み出すので、ひざ裏が伸びる状態を作り出せないと上手く地面を押せません。いわゆる腰高フォームもそのあたりが見て取れ、逆に膝が折れて、腰が落ちると大腿部に過剰に負担が掛かります。

ドリルや動き作りを行い、日頃のジョグ、あらゆるランニングでも日頃の歩き、姿勢でも気を付けたいですね。ハムも上手く使えるようにする。きちっとハムが使えているか、そのチェックポイントとしても見るところです。

鍛え方は特にありません。むしろこのポイントだけを鍛えようとしない方が良いですね。あくまで臀部、ハム、ふくらはぎを連結、連動させるイメージの中で意識し、上手く機能させていく。そんなイメージ、感覚作りが良いと思います。

ケアも同じように、マッサージなどで時々手をいれたり、お灸などもすると思いますが、素人的に手は入れない方が良いと思います。かえって張り感が出たり、痛みや違和感が出たりもします。アイシングなどを行い、楽になることもあります。

痛みや違和感がある場合は回復するまでトレーニングを加減したりしますが、ハムやふくらはぎの張りが強く、膝裏がシグナルを発している場合もあります。上手く感覚とシグナルを活かしてみてくださいね。


ケアやトレーニングをするなら

下肢全体を心地よく伸ばすことができます。アキレス腱、ふくらはぎ、膝裏、ハム、臀部から腰あたりまでぐー、と伸びる感覚、一本のゴムが引っ張られるような感覚を得られるかもしれません。その感覚があれば「あぁ、繋がっているな」と実感も得られるかもしれません。


ほかの部位や「感覚」「考察」がこの電子書籍にあります


実際に感覚を磨いてみませんか?自分の言語化をしてみませんか?


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