耳垢べちょ男

底辺メディア系サラリーマン。耳垢がべちょべちょで微ワキガ。どうぞ笑ってください。

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最近の記事

社会を舐めすぎだということで、自衛隊への入隊を家族に勧められた話

就活中、あまりに僕が社会を舐めているということで、自衛隊への入隊を勧められた。 姉が世話になっている人の会社を受けに行ったところ僕が舐めた態度だったので、姉から自衛隊入隊を勧められたのだ。舐めたというのは、緊張感がなかったり、リュックでいったりという感じだ。 正直、就活というものに馴染めなかったし、今でもシステムなどはおかしいと思うが、当時はそれがさらにビンビンにあらわれていたのだと思う。 そんな僕の態度は姉に伝わり、1時間くらいこんこんと説教された。「社会を舐めるな」

    • いじる会話がキモい〜ガールズバー好きの先輩からコミュ力を考える〜

       かつて、仲良くしていた先輩が無類のガールズバー好きだった。  奢ってくれるというので、僕も何度か一緒に行ったことがあるが、全然おもしろくなかった。  理由は、先輩と女の子の会話がひどくつまらなかった、というか僕と指向性が違いすぎて、辟易としてしまったから。  それは、女の子をいじる、反対に女の子からいじられる会話がメインだった。  以下、例。  すっぴんを売りにするガールズバーが一瞬流行したが、そこでは「それ、ぜったいすっぴんじゃないでしょ? どうせすっぴんならもっ

      • なぜそこまでしてセックスがしたいのか

        業務上、「死ぬまでセックス!」「パパ活!」みたいな企画に絡んだり、東京を歩いていると立ちんぼ的な、援交的な場面をよく目にしたりする。 業務のほうは大体が中年以上の男性を想定しており、パパ活的な援交的なスポットにたむろしているのも半分以上は中高年男性である。 もちろん、こういうきらいがあるのは中年だけでなく、若年層もそうで、ナンパスポット的なところで金と時間とトークを駆使している人は多く、知り合いにも何人かいる。 ただ、僕も過去にはそういう飲食を伴う出会いスポット的なとこ

        • サウナブームと何者かになりたいぼくたち

          サウナブームと同じタイミングでサウナや銭湯にハマったミーハーマンなのだが、自分も含めて「何者かになりたい問題」がブームの根底にあるんじゃないかと思っている。 まず、「サウナー」という名称が一般化したのはとても大きいし、何者かになりたいぼくたちにとって、それは心強い、かつキャッチーな肩書きであった。 やはり、風呂好き、銭湯好き、という肩書きだとややダサいのだ。「サウナー」のほうがイケてるのはどう考えても間違いない。こうして、サウナを好きになること(自称すること)で、サウナー

        社会を舐めすぎだということで、自衛隊への入隊を家族に勧められた話

          リベラルおじさんのアンビバレントな言動

          僕のよく行く飲み屋に、あるおじさんがいる。 彼こそ今回のタイトルにある自称リベラルおじさんだ。仮に名前を高橋さんとでもしよう。 高橋さんは過去に80〜90年代のマスコミ業界にいただけあって結構な知識をお持ちで、時々会うと当時の雰囲気や映画、文学などカルチャーについて色んなことを教えてくれる。 彼は自称リベラル。ジェンダーやフェミニズム的な論調にも肯定的だ。そして、ライトな政治家を批判し、ネトウヨとTwitterで激論を交わすなど精力的に活動している。男女同権的な言動も多

          リベラルおじさんのアンビバレントな言動

          筋トレをバカにしていたことを謝りたい

           今月で筋トレを始めて1年になった。ジムに行っています。  以前は、筋トレしている人(男)をバカにしていました。なんらかのスポーツもしていないのに、筋肉だけつけて意味ないやん、マッチョきっしょ、体デカくして周りに威嚇すんなや、ガリガリのほうがセンスありそうだろ、などひどいもんでした。  でも、昨年1月に妻の勧めや、運動不足を痛感したこともあり、ジムに入会することにしたのです。(その前に、一瞬ランニングにハマり、運動の大切さを実感していたのも大きい)  で、いざ入会し、初

          筋トレをバカにしていたことを謝りたい

          銭湯、その素晴らしき魅力

          風呂にハマった。 生まれてこの方、30年ほど風呂はなんの感情も抱かず、義務的に入っていたのだが、今年ついにハマった。自分の中では好きでも嫌いでもなく、「入らないと気持ち悪い」くらいの位置付けだった風呂だが、今や四六時中入りたいと思っているほど、その熱にうなされている。 ここで言う風呂は主に銭湯やサウナなどを指している。 平たく言えば昨今のサウナブーム、もといととのいブームに遅まきながら乗ってしまったのである。 きっかけは高円寺の小杉湯に行ったことだった。 わりかし近所

          銭湯、その素晴らしき魅力

          底辺の甲子園論

          今年も甲子園が始まっている。 さまざまな批判がある高校野球だが、今回は元高校球児の視点から甲子園について書いてみたい。 僕は小3〜高3まで約10年野球をしてきた。高校は県内ベスト16〜8を彷徨う中堅公立校だったが、S台育英など甲子園常連校との練習試合がたまにできる環境だったので、それなりの高校野球偏差値はあったと思う。そのぶん、練習も比較的厳しい方で1000回以上は辞めようと思った。 高校野球は理不尽で意味不明なものが詰まっている。坊主、炎天下での試合、過酷すぎる練習な

          底辺の甲子園論

          オリンピックと24時間テレビに思うこと

          オリンピックと24時間テレビはとても似ている、と個人的に思う。 僕はかつてテレビ番組のAD(アシスタントディレクター)をしていた。ADといえば、キツイ、汚ない、帰れないの3K職業として知られているが、そんな世間的なイメージはだいたい合っていて、今の時代の働き方はそこにはなかった。 まさしく、その洗礼を受けた僕は1年半くらいで辞めた(飛んだ)わけだ。 さて、そんな短くも濃密なAD時代、24時間テレビの手伝いをした。僕は日本テレビとのパイプが太い制作会社に所属していて、ある

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          30手前男がうんこを漏らした話

          うんこを漏らした。 僕は30手前の普通の会社員である。 見る人が見ればおじさんの域に入るような 世間的には立派な大人がうんこを漏らした。 しかも、ネットの掲示板などでよく見かけるような 「おならだと思ったらちょっと出たw」 「水っぽいの染みてるww」 なんてあまっちょろいレベルではなく、腸内に滞留するありったけのうんこを漏らした。 それも会社で漏らした。 その日もいつものように電車に乗り、会社に向かっていた。 30分後、クソを漏らすことになるとは、いざ知らず、最近

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