見出し画像

筋トレをバカにしていたことを謝りたい


 今月で筋トレを始めて1年になった。ジムに行っています。

 以前は、筋トレしている人(男)をバカにしていました。なんらかのスポーツもしていないのに、筋肉だけつけて意味ないやん、マッチョきっしょ、体デカくして周りに威嚇すんなや、ガリガリのほうがセンスありそうだろ、などひどいもんでした。

 でも、昨年1月に妻の勧めや、運動不足を痛感したこともあり、ジムに入会することにしたのです。(その前に、一瞬ランニングにハマり、運動の大切さを実感していたのも大きい)

 で、いざ入会し、初心者ながらマシンでガシャンガシャンやったり、ダンベルやバーベルを上げたりしていると少しずつ体の変化が見えてくる。これが、想像以上に楽しい。

 あまりの転向ぶりに自分でも嫌になるが、本当に筋トレをやってよかったので、擦られまくられているが、筋トレの魅力について紹介したい。

①ストレス発散
 重いものを持ち上げる、エネルギーを放出することはストレス発散になる。自分も含めてデスクワークが多い人にとっては、これが意外にQOLを上げてくれる。

②生活が整う
 筋トレをやるからには、体の変化が見えた方が楽しいし、やりがいもある。そのために必要なことは食事の改善、睡眠の確保などということはちょっと調べればわかります。
 なので、自分がやった筋トレを無下にしないためには、栄養バランスのいい食事と睡眠が大事になる。
 つまり、普通に健康的な生活をせざるを得なくなるのです。
 ちなみに、僕はほぼ平日は毎日同じ食事をとっている。周りからは「食を楽しめてなくてかわいそう」とか言われるが、別に週末などは好きに食べるし、飲みにも週一くらいは行くのでまったく苦痛ではない。
 僕からすれば、毎日同じメニューだと「今日何たべようかな」と考える労力がなくなるので、めちゃくちゃ助かる。
 
 これを食べればこう体に影響する、というレイヤーを獲得できたのも、人生においてかなりいいことだったと思う。

③自分を褒めるクセがつく
 人間はなにかをやるからには成果がほしいと思う生き物。
 なので、逐一どこかデカくなってないか、絞れてきていないかなど、成果を探したくなる。筋トレを始めると裸で鏡を見る機会が圧倒的に増えるのだ。
 そして、他人には絶対にわからないし、自分の思い込みかもしれない体の変化を見つけて喜ぶのがトーレーニーだと思う。実際僕がそうだから。
 なので、「ここが変化してる」ゆえに、頑張ったな、俺、私、と自分を褒めるクセがつく。実際僕がそうだから。
 筋トレをするとメンタルに効くと色々言われるが、その一因はここにもあると個人的に思う。 

 普通に自己肯定感が高まります。

④褒められる、チヤホヤされる
 筋トレやってます、というと飲み屋や職場で「じゃあ、見して」という流れに8割くらいなる。そのときにそこそこの体になっていると褒められる。特に、まだまだ日本は筋トレ人口が少ない=ライバルがいない、のでチヤホヤされやすいです。

 たまに「気持ち悪い」と言ってくる人もいますが、たぶん永遠に分かり合えないので無視で。

 というように、筋トレは健康的な生活になるし、ストレスも発散できるし、メンタルも安定するという神趣味だということに、遅まきながら気づきました。

 ちなみに、マッチョを脳筋とかバカにする人もいますが(僕もしていた)、筋肉をつけるには頭を使わざるを得ないことも痛感しました。特にフリーウエイトでは自分の骨格や筋肉のつき方に合わせてフォームを考えるし、食事もちゃんと計画を立てないと簡単に筋肉はつかないので、街中でマッチョを見ると尊敬するようになりました。

 あと、朝ジムに行って、風呂に入ると血圧があがるので、普段は低血圧で午前中は使い物にならない僕にとって、それも超メリットでした。

 こんな感じで、筋トレは最高の趣味だと思った2022年でした。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?