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老年酒野郎は量子コンピュータの夢を見ない

量子物理学についてちょっと興味がわいたので、仕事上も関連がある量子コンピュータの本をちょっと読んでみた。

曰く量子もつれ、曰く量子テレポーテーション。シュレーディンガー方程式は以前に本を読んでなんとなく知識を持っていたが、細かい所はさっぱりだ。しかしなんとなく感覚的には少しだけ以前より理解できた気がする。この本の内容が良いおかげだろう。多分入り口の欠片ぐらいだが。

以前にちょっと挑んだ時は、あまりに専門的な本を選びすぎてあっさりと撃沈した(笑)。多少知識が増えた今なら、もう少し読み進められるかもしれない。しかし、こんな突飛(自分現在理解)な内容を思いつく人は凄いものだ。毎日どんなインプットをしてどんな思考をして、どんなアウトプットを重ねたら到達するのか。それともどこかのオーパーツでも拾ったのだろうか。

とまぁ久しぶりにちょっと囓ってみた訳だが、なぜ久しぶりに囓ろうかと思ったかというと最近読んでいるラノベに量子物理学が出てきたからだ。

ちょっと前にアニメになって、何かでオープニングを見た記憶はあるのだが、タイトルがどうにもひっかかってその時には手を出すに至らなかった。が最近友人がハマったらしく、猛プッシュしてきたのでちょっと手を出してみたら喰わず嫌いだったらしく、割と気に入ってさくさくと既刊全部読んでしまいました。

青春モノは割と苦手な方ですが、恋愛要素はそれなりの量で、どちらかというと登場人物の心の中の中の葛藤がメイン(そして仕掛け)になっているので、結構楽しめました。青春モノというよりは心理モノと捉えています。量子物理学に対しての簡単な説明もきちんと入ります。

そんなこんなで、楽しみつつ知識も増やせて一石二鳥。久しぶりに面白いモノを読ませてもらいました。紹介してくれた友人と両書の著者に感謝です。


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