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もっと話したいな。でも上手くいかないな。

40代の男は細々と活動を続けている。

今日も東京でのツアーだが、相変わらずキャパは小さい。

それでステージで歌うことは世界一気持ちがいい。その気持ちだけで、今日も赤字すれすれの中ライブを行う。

明日の山形公演はチケットが5枚しか売れていない。

でも俺は歌い続ける。俺の歌を聞いて泣いてくれる人がいる限り。

世界には俺よりも歌が上手くて、いい歌詞をかけて、いい曲を作れる人はたくさんいる。

けど、そんなのは関係ない、この夜、この空間にいることが全てだから。

他人と比較して落ち込むことができるのは若者の特権。だから、落ち込める自分をもっと誇っていいと思う。

若者にエールを送り続ける、けど、主役はいつだって自分だ。

いつだって本番だし人生に適齢期なんて存在しない。

毎日ぶちかまして、失敗したら笑って泣いて、日々を健やかに生きるだけ。

そろそろ新曲作りも始めないとな。



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