情報の独占と公開
いわゆるプログラマーと呼ばれるプログラムを書いてアプリやwebサイト、サービスを作る人はGit hubというサービスにみんなプログラムをアップロードします。
アップロードしたプログラムをプライベート(非公開)にすることもできますが、パブリック(公開)の状態でたくさんの誰かが書いたプログラムを見ることができます。
それをみんなで閲覧して、良いものにはいいねみたいなのを送ったりしてみんなでいいものを共有する動きがあります。
この考え方ってとても大事だと思うんです。
それをこの動画に教えてもらいました。
これから、世の中に貢献するためにvoiceというあるサービスを提供していくことを発表した若手起業家ですが、リリースまではどんなサービスなのかは公開しません。
なぜなら、
そのアイデアをリリース前に公表すると、お金を持っている大手企業に真似をされてしまって、真似をした大手企業がその業界でNo.1になってしまうことを恐れたためです。
ここに突っかかった堀江さんの意見が僕にとって新しい考え方でびっくりし
ました。
「いいじゃん。真似されたって、別にあなたがやらなくてもビジョンは大企業が達成してくれるじゃん。」
もし社会に貢献したい気持ちが強くて、そのためになにかサービスを提供したいなら、自分が1番になるかどうかは重要じゃない。
自分が1番になりたいなら、情報を公開してもなお自分が先頭を走れるように努力をしなさい。
ビジョンを実現することを第一と考えるなら自分が実現しても誰かが実現しても同じことで、情報を非公開にすることは一時的に自らビジョンの実現を制限している状況にほかならない
そこには、同じ業界の競合他社を、ライバルではなく同じビジョンを実現するための同志として捉える心があると思うんです。
よくテレビで秘伝のタレは非公開です。とかここからの製造工程は企業秘密です。とかやってるのを見ますが、
例えば本当に美味しい焼鳥のタレなら、非公開にしないで公開したほうが世の中に美味しい焼き鳥は増えます。
どのガラスよりも丈夫で軽いガラスを作れるグラスメーカーがあるなら、製造工程は企業秘密にしないで公開したほうが、世の中でガラスを割って怪我する人は減るし、軽くて丈夫なガラスは増えます。
みんなで公開したほうがより良い世の中になる。
あくまで個人の感想で、正解はない話ですが、ハッとする人が1人でもいたら嬉しいです。
ここからは今週の音楽紹介です。
今週の音楽はI Don't Like Mondays.さんの「スクロール。」です。
おしゃれなメロディーにセクシーな声が特徴的なI Don't Like Mondays.さんの楽曲はドライブにぴったりです。
車で窓を少し開けて、夜の帰り道のお供にぜひ。
それではまた来週。
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