先生!なんでいつもスーツきてるの?

1.スーツを着る理由

私は小学校教員ですが、日頃スーツを着ています。タイトルのセリフは、年度初めに子どもに100%聞かれる言葉です。皆さんの先生のイメージはだいたいジャージですよね。そして授業参観や行事のときにはスーツに着替えるという感じです。だから、子どもたちからすると私が変なのです。

別に管理職だからとか、ジャージもってないとかスーツじゃないと怒られるとかでもないです。

様々な理由がありますが、そのなかの一つに日常が大切だと考えているがあります。

教員の一番の仕事は授業です。相手は子どもです。ですから、授業参観だろうが普通の授業だろうが変わらないのです。保護者がいるかどうかです。

つまり、子どもにとっては日頃の授業も授業参観も関係なく学習の長さも大切さも関係ありません。私はそんな考えのもと、日頃の授業が一番大切だと思い、それにふさわしい服装ということでスーツを着用しています。

2.子育ての日常

子育ても同じです。

保育園、幼稚園だと、入園式、運動会は晴れ舞台です。家だと旅行、遊びに行く、などが思い出に残ることです。

しかし、子育ての主戦場は日常です。

慌ただしい朝の準備。保育園、幼稚園での何気ない遊び。お迎えからの夕食準備の時間。夕食食べ終わってお風呂。そして寝る。

その日常こそが子育てです。

土日だけ遊ぶのが子育てじゃないですよね。

私の親戚のパパはウンチを変えられないらしいです。いつもママにお願いするらしいです。それって、子育てできてないですよね?って思います。もちろん本人には言えませんが笑

いつもの1日の積み重ねで、子どもは成長していくのです。

3.まとめ

私達の記憶は、非日常を覚え、日常を忘れる傾向にあります。

しかし、復習と同じように、身につくのは繰り返したことです。

繰り返しくる何気ない日常こそが大切なのです。

だからこそ、日常を少し丁寧に確実に行ってはいかがでしょう。

子どもの勉強をみる。支度の確認をする。将来のはなしをする。愛情を伝える。感謝を伝える。話を聞く。

子どもの発達段階に合わせて親の役割は変化します。子どもに何が大切なのか。そして、それをどう日常に組み込むか。そんなことをかんがえていたら、日々の子どもの変化にも気づくことでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。何かの参考になれば幸いです。素敵な一日をお過ごしください。

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