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心理的安全性を高める方法

離職率の大半が人間関係によるものだと言いますよね。これは、データもだけど自分自身も感じています。

そんな人間関係のよく働きたい職場であるために、注目を集めているのが心理的安全性。Googleのリサーチチームが「心理的安全性を高めると、チームのパフォーマンスと創造性が向上する」ということを発見したのです。

心理的安全性とは

チームの中で自分の思ったことを自由に発言しても不利益を被らないと感じられる状態のこと。

つまり、うまくいっていない職場では、自分が思ったことを言ってしまう不利益を被ってしまうという悲しい状態にあるということなのですね。

で、肝心なのは、この心理的安全性をどのように高めるか?ということです。

今回は、この心理的安全性を高める方法を幾つかの本を読んで意味のありそうなものを抽出して紹介します。

心理的安全性を高めるポイント

心理的安全性とは何かについて、さらに具体的に書かれていた内容があったので紹介します。(メモしていたのですが、どこからの引用なのか忘れちゃいました。。)

何でも許すというわけではなく、ひたすらポジティブというわけではない。声をあげたものに対して、恥をかかせらり、排除したり、罰したりしないという信頼感

冷静に、起きた物事を捉えるということ。そして、信頼関係が大事なのだと感じます。

では、どのようにそのような文化を培っていけるのでしょうか?まずはリーダーがそのようなチームにしていきたいと決断していくこと。

1,リーダーが決断すること
2,信頼を築くよう取り組むこと
3,弱さを見せること
4,ミスを犯してもいいのだと思わせること

僕は、まず最初の1番が超大事だと思っています。最初に決断できなければ、弱さを見せることだって、ミスを認めることだって大変なことなのでできません。

働く人が働きやすく、今日も明日も働きたい職場にしていくためには、なんだかんだ大きく左右するのは、マネジャーやリーダーの在り方だと思うのです。

それから、上記の2から4ができると思います。他者の話を否定せずに聴いて多様であることを認めること。相手を許すこと。自分が完璧だと思わずに信頼してチームを作っていくこと。4つのキーワード以外も浮かんできますが、まずは4つを実践していくことに専念していきたいと思いました。

本音で話し、成長していけるチームへ

これまた以前みたTedの動画で紹介されていたのですが、医療関係でミスが報告されていない職場の多い中、ミスが報告されている職場の方が良い職場なのでは?という話がありました。

医療関係でのミスは、人命にも関わる内容なので、たしかに報告したときのインパクトは大きいでしょう。しかし、そのミスがなぜ起きたのかをしっかりと見つめ直し活かすことができます。それ以上に、ミスを隠すことによりメンタルへのダメージが働き手にとっては、辛いことは想像できますよね。

最初は、ミスの報告は誰だって嫌です。でも、ミスの報告をすることが、次の人の命を救うキッカケになるかもしれないと考えるとどちらが長期的に観たらよいか言うまでもありませんよね。

明確な規範

他にもinsightという本のなかで、紹介されていたとある職場での心理的安全性を高める規範が紹介されていて良かったので紹介します。

陰口は禁止
オープンで、正直で、安心できるコミュニケーション
直接本人へ
サポートの精神を持って難しい会話に臨む
仕事は仕事
話すべきことは話しながらも、良い関係でいる
善意を信じる
スタッフ、患者、医師たちと互いに助け合う
許しの実践
私たちは人間だ。人間はミスを犯す。ミスには対処して前進しよう

職場の関係性を円滑するためには、どういうルールが必要だろうか?と自分自身も考えていたことがあったので、とても参考になりました。

今回は心理的安全性について、つらつら書いていきましたが、まずは一つ一つ共感を得ながら実践することが大事だと思います。

ぜひ、心理的安全性を高めて、働きやすい職場へ、そして創造力を高めて、人の役に立つための建設的な時間が生まれることを祈っています。


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