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力士に舐めプされた話

これは僕が園児だった頃の話なので、ずいぶん昔のことになる。 通っていた保育施設が少々特殊で、神社と相撲部屋が隣接し一体化していた。 大人になってから考えてみると幼子の教育上、良からぬ影響があったのでは?と勘ぐるような混沌ぶりである。 そんなわけで、そこの園児はたびたび宗教的な影響と力士的な影響に晒されることがあった。 その思い出の一つに、力士に舐めプされたことがある。 隣接している相撲部屋は全国的と呼べるほどではないが、なかなかに名の通った力士を輩出していたらしい。 何年

    • Thymesiaクリアしました

       Steamのフレンドにゲームを送りつけ続けていたら、数日前にThymesiaというフロムソフトウェアの高難易度アクションゲームライクなインディーズゲームをギフトされたので、プレイしてクリアしました。  クリアまでのプレイ時間は10時間程、多少寄り道しましたがサブクエストやメイン以外のボスは未討伐のもいます。  ここからはゲームの感想及びレビューと文句とネタバレを展開していくので、ご了承の上、続読ください。 ・ぶっちゃけ面白いの?  素直に「面白いよ」とも「つまんないよ

      • ウィリーズ・ワンダーランド最強ランキング

        タイトルが全てです。 ネタバレが嫌な人はウィリーズワンダーランドはアマゾンプライムで無料で観れるので観てください。 Tier SSS ニコラス・ケイジ 本作の範馬勇次郎にして空条承太郎。 作中における頂点捕食者なので、絶対に逆らってはいけない。 物理攻撃力とタフネスがカンストしており、素早さは他の登場人物に劣ることもあるが、彼より素早い登場人物は彼にダメージを与えることが出来ないので欠点と呼べない。 異常なタフネスのためか待ち伏せや奇襲以外で殆どダメージを受けない。 戦闘

        • 金曜ロードショーでパラサイト観ました

          帰宅して真面目に見もしないテレビを垂れ流していると、金曜ロードショーが始まった。 あぁ、この感じ懐かしいな、映写機おじさんがリストラされて何年経ったんだっけ?などとぼんやり眺めていると、狭い窓からの風景が流れ、ハングル文字でキャスティングが表示されていく。 ここで気付いた、あ、これ何年か前に話題になっていた韓国の半地下生活をしている家族を描いた映画だ! そう、題名はパラサイト。流されるまま、僕はパラサイトを観た。 そして、以降にその感想とネタバレを記す。 僕はあまり映画を

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          バロン観ました

          ※この記事は1989年に制作された「バロン」という映画の感想&レビューであり、ネタバレを多分に含みます。未視聴で視聴予定のある方は読む前にバロンを視聴されることをお勧めします。 きっかけは一昨年に知り合いである十戸さんから「nitoroさんバロンと花咲ける騎士道見てください」と言われたことです。 十戸さんは僕よりも芸術を骨肉とされている方なので「十戸さんがいうなら見る価値はあるな」と勧められた段階で認識していたのですが 姓はデブ、字名はショウである生まれついての出不精の僕は

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          ロバート・ジリアンという男について

          O・ヘンリーの名前は知らなくとも"賢者の贈り物"という物語を聞いた事がある人は多いのではないだろうか。 夫婦がクリスマスに互いにプレゼントを渡す。しかし、貧乏ゆえに高価な物は贈れない。 思慮を巡らして決めた二人のプレゼントと、その結末は。 というのが"賢者の贈り物"のあらすじだ。そして、その作者がO・ヘンリーである。 O・ヘンリーはサキと同じく短編の達人、名手として知られ、有名所では"最後の一枚"や"よみがえった改心"などが挙げられる。 ニヒルで悲観的な短編を作るサキと比べて

          ロバート・ジリアンという男について

          自己満足の旅路

          twitterから少し離れる試みを兼ねて、noteの方で毎日一記事を書いてみようと思う。 きっかけは昨日、自分が触れなくてもいい話題に触れたことによる。 自分でも何が言いたかったのか伝えたかったのかが不明瞭なまま、ただぼんやりとした感情でもない塊を吐露してしまった。 これは些細な、しかし、確実に重く受け止めるべき過剰反応で、僕は自分の感情がどこへ向かっているのかを今一度、整理する必要があると悟った。 勿論、それは終始終生、僕自身にまつわり、僕自身を越える話ではない。だから、そ

          自己満足の旅路

          チラシの裏で作ったチラシ寿司

          以下の文章はチラシの裏であり単なる思考ログです。 アートと呼ばれる対象、そして、そこに向けられたアートという言葉に僕は抵抗を感じる。 それは製作者の意図が読み切れない、だとか、作品の価値が分からない、だとか そういう分かりやすい理由によるものではない。 アートと呼ばれる存在について、僕はそれをアートであると思えるのか、その自信がない。 作品について面白い、とか、綺麗だ、とか そういう感想はいくらでも出る。 だが、アートと呼ばれると「アートって何?」となる。 これはまずアート

          チラシの裏で作ったチラシ寿司

          大人になった僕はカレーを合成する

          皆さん、レトルトカレーは好きですか。 僕は好きです。 皆さん、キーマカレーは好きですか。 僕は好きです。 ところで、カレーといえば色んな種類がありますよね。チキン、ポーク、ビーフ、ほうれん草。入れる具材によって様々な変化を見せ、本格的にスパイスから調合していけば恐らく地球上に同じカレーは二つと存在しないでしょう。 カレーとはこだわればこだわるほどに底が見えず、無限のポテンシャルを秘めた料理だと言えます。それゆえ、カレーの道を志す者は誰しもが自分の信じる最強のカレーを目指すこ

          大人になった僕はカレーを合成する