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「君はなぜ働くのか」を読んで

こんにちは。

永松茂久さんの著書「君はなぜ働くのか」を読了したので、感想を書こうと思います。

「自分は何で働いているんだろう?」

時たまふと考えることがあります。でも、明確な答えは全然得られないまま。
そんな時に本書に出会いました。

本書では、やりたいことが分からないというのは素晴らしいことだと語られます。
なぜなら、だからこそこれからの将来に無限の可能性が広がっているからです。
なるほど、と思いました。
私は、「書く仕事」がしたいというのは決まっていますが、特に自分の中に明確なテーマがあるわけではありません。そんな自分を肯定してくれるような力強い言葉に、救われたような気がしました。

そして、夢に向かって計画的に行動するよりも大事なこと。
それは、目の前の仕事を好きになり、楽しんで仕事をすること。
これも大納得しました。
私はブログやSNS関係の仕事をしていますが、正直この仕事が好きです。
直接読者の方から反応が得られることは少ないですが、それでも数値などで記事が多く読まれているのを見るたびに、少しは自分の記事も役に立っているのかな、やっていてよかったなという思いになります。
でも、時々これでいいんだろうかという思いにとらわれる事もあります。
大好きな仕事なのに。
なぜなんだろう。

答えは本書にありました。
それは、「なぜ働くのか」という目的が明確ではないからです。
今回、改めて自分に自問自答してみました。
どうして自分は働いているんだろう。

出した答えは、まずは自分が仕事を通じて成長したいからです。
まだまだ未熟な自分ではありますが、自分の頭で考えて仕事をすることは着実に自分の成長につながっていると感じます。
そして2つ目は、少しでも自分に関わっている人たちのお役に立ちたいからです。
やっぱり周りに貢献出来てこそ、生きている意味、実感をつかむことができる、そういつも感じますし、そう信じています。

本書を読んで、永松さんの「本気」の熱量をひしひしと感じました。
働くことを本気で考え抜き、本気で世の中を元気にしたいと願っている。
そんな祈りにも似たひたむきさがストレートに伝わってくる良書でした。

今の仕事をずっと続けていくために、今のこの気持ちを忘れないようにしたいです。なぜ自分は働くのか。その原点がしっかりしていれば、少々のことでは動じないはずです。

仕事を転々としてきた自分だからこそ、ブレない幹をしっかりと生やしたい。
「書く仕事」という天職に出会えたことに、感謝したいです。
そして、迷った時、困った時は必ず初心に帰り、仕事にありがとうと言いたいです。



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