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それってあなたの感想ですよね(24回目)〜世の中に当たり前のことなんて無いんだよ[入院編](第三夜)


さて、このシリーズも第三夜となりました。

第一夜

第二夜

https://note.com/nissy0241/n/n48ec6e1170e0

前回、救急隊到着までの苦悩の日々をお届けしましたが、

さぁ、ここから入院に向かって進んでまいります❗️バシバシッ‼️

ピンポーン


ようやく救急隊が到着したようだ


玄関先まで這っていき、


なんとか玄関のドアを開けた様は


まさに貞子のようであった



脚の痛みと痺れで立ち上がれない旨はすでに電話で伝えていた。


担架を持ってきてくれた救急隊員は


おもむろにマンションの廊下に担架を広げ


ここまで這ってきてくださいと俺に告げた


(抱えてしまうと余計に痛みが増すからだ)



普段見ることがあまりないと言ってもいいくらい


マンションの天井が見える


(´-`).。oO(あぁ、今から救急搬送されていくんだ、テレビやドラマで見るヤツだ)


いろいろ詰め込んだリュックとクロックスを救急隊員に預け、


部屋の鍵を渡して締めてもらった


「鍵はリュックの外側のポケットに、ほらここに入れとくよ」


まさか、その時点から1か月


この部屋は主人(と書いてあるじと読む)不在の時を1か月も刻むとは思いもしなかったであろう

(はい、文学的表現で書いてみました)


ただし、一筋縄ではいかないのは


俺の部屋、2階なんだよね
( ̄□ ̄;)!!



そうっ❗️


階段を下りなければならないのである


えっ、えっ?


どうやってやるの?



まさにこれっ‼️


脚先が袋状になっているビニールシートのようなもので

しかも体重90キログラム級の俺を

3人で担いで下ろしていただいた。

階段の途中では、脚の痛みはピークを迎え、

イダダダダダッ、ヴァぁぁ、ダァァァーッ



とにかく叫んでいた


その間も


「もう少し、もう少しだからガマンしてねっ

あと少しだから」と言ってくれた隊員さん


ゴメンなさい

ガマンするのはあなたがたの方なんですよね。

こんなにデカいカラダを運んでくれて

申し訳ない&ありがとう



そして、一階に置いてあったストレッチャーにのり、
救急車の車内へと運ばれた

この光景こそ、まさにテレビでよく見る光景だった


人生で救急車に乗ることなんて、そんなに経験することでもなく、

ましてやストレッチャーに乗せられてなどという経験はかなりレアな体験なのではないだろうか


正直、カラダは健康そのものである


脚が痛いだけなのだ
(真ん中の脚はいたって正常なのだ←コラッ)



これで命が繋がった〜

という安堵感もかなりあったのだと思う


さぁ、救急車に乗ったのはいいが、

ここからさらに試練が待ち構えていたのであった❗️バシバシッ‼️


あっ、もうこれクドイよね笑


そうっ❗️


なんといってもコロナ禍なのである


まったくコロナとは関係なくとも


病院側は関係してくるのである



受け入れ先が決まらない


引っ越してきてまだ一年半


かかりつけ医などいない


(あの、引っ越しする人に言っておくけど、

何かカラダの不安がある場所があるならば

引っ越し後にかかりつけ医を探しておくのを

強くオススメします)


ようやく見つかりかけたのが


まず搬送してきてもらってコロナの抗原検査をします
(接種券が送られてきたのが遅かったので、まだ未接種だからね)

その結果、陽性であれば、ブロック注射なり痛み止めなりの対応はするけれども、入院は不可能です。

仮に陰性ならば、そのまま入院することも可能ですが、個室しか空いておりません。
ちょいとお高いお部屋です。


この条件を出されたのです。


しかし、この状況で受け入れてくれるならば
そこへ行くしかない


救急隊の方に、そちらへ向かってくださいと告げ、
救急車は病院へと進んでいった。


ずーっと搬送の間、話しかけてくれた隊員のおっちゃん


ありがとね


多少、不安に思ってる部分もあったけど


気が楽になったよ


おっちゃん「いつから痛かったの?」

俺「いや、金曜日の夜くらいから、立てなくなったのは土曜日かな」

おっちゃん「えっ?なんでその時に電話しなかったの?」

俺「いや、土日って病院休みだから・・・・」

おっちゃん「それ、外来とかだよね・・」

俺「あっ・・・・」


いや、マジでアホでしたわ


ただ、救急車呼んだのはこの日の午後だったんだけど、

朝9時過ぎたから、病院やってるよねーで

電話しようとしたのだが、

ゲリラ雷雨で、しかも一瞬停電するくらいの

大雨だったのね

さすがに土砂降りの中は無理ゲーだと思ったので

お昼から電話したのであった




病院に到着すると、


救急車の中で抗原検査が始まった



えっ、そ、そ、そんなに鼻にツッコむのっ
( ̄□ ̄;)!!


えっ、えっ、そんなにグリグリ回しちゃうっ?



はあっ、はあっ


結果は陰性


そのままストレッチャーで処置室に入り、

病院側のストレッチャーへ移動


ここで救急隊から看護師へバトンタッチ


救急隊員さん、ホンマにありがとう

俺の命をつないでくれて


その後CTとレントゲン検査を終え、


入院生活へと突入していくのであった





はい、今宵はここまでといたしましょう


いかがでしたか?


日頃、テレビや医療ドラマなどで目にする光景が

自分の身に降りかかってきたら


アナタならどうしますか?


わりと誇張している部分もあるかもしれませんが、


結構、事実です



ハンマーカンマー


お察しください笑


ここまで読んでいただきありがとうございます
お手数ですが
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