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人種のるつぼという名の国で出会った多様性

今日は僕が留学生活で感じたことに関して。
なぜ今更これを書くのか。最近ラジオでよくSDGsのワードを聞くのでふと連想したから。
もう一つは、昨日書いた「ひとを動かすということ」にも結びつくとも思ったからだ。

僕は学生の頃トロントで1年間留学生活を送った。
まさに気づきの最たるものの連続だったが、その中でも今の糧になっているものや物事の捉え方の基盤にもなっている体験をしたので、自戒の念も込めて綴る。

○魅力

まずはトロントの魅力に関してご紹介したいが、こればっかりは流石に書ききれない。魅力的な場所やものが多すぎる。
なので僕がお勧めする一番の楽しみ方というのをここでは紹介する。
(実際に一緒にいくとすればダウンタウンから車で2時間ぐらいかかるとある場所へご招待したい。笑)

「地下鉄でトロント一周」

これかな。一旦。
もちろん地下鉄だけでトロントは一周できないが、トロントを満喫するならこれが一番だと思う。

まずはトロントの地下鉄の路線図を見ていただきたい。

画像1

非常にシンプル。

ちなみに東京の路線図がこちら。

画像2

アホかて。笑

ただ、単にシンプルだからお勧めしているのではない。
タイトルにもある通り、もともと移民の国であったカナダにはネイティブのカナディアンと言われる人たちはかなり少数で、ヒスパニック系カナディアンやアフリカ系カナディアンという様に、○○系カナディアンと分類される。
カナディアンということに変わりはないが、ルーツがヨーロッパであったりアフリカやアジアなどにあったりする。人種のるつぼと言われるのはこういうこと。
ではどういう風に街が形成されていくのか。
同じ人種が集まって独自の文化を形成しそこで繁栄をし調和していくというもの。

何が言いたいかというと、

”トロントでは一駅隣の駅に移動するだけで国境を越える体験ができるということ。”

一日でイタリアやポルトガル、ギリシャ、中国、韓国などを周れると言っても過言ではない。
それこそ、little ItalyやGreece town、China town、Korean townなどの名称がしっかり付いているし、街の雰囲気やお店もその国の特色で統一されている。
まだまだたくさん国はある。
今日はヨーロッパを巡って明日はアジアを巡ろうなんてこともできる。

一つの都市で文化も人種も違う地域が混在しているなんて日本では考えられない。それだけで行く価値はある。
ちなみに日本はないのかというとしっかりある。
J town(Japanese town)として郊外にひっそり存在している。
目立たない具合がちょうどいい。笑

〇外国に行くと価値観が変わる?

長くなりそうなので次回のテーマはこちら。
良く言われることだが、僕は価値観が変わったとは思わない。
あくまで自分の価値観で見たものをどう捉えるかだけの話であって。
また天邪鬼と言われそうだが。笑
ただ、多様性に触れることで物事の見方や捉え方は確実に変わったと思う。
次回はそれに関して触れていく。

いつも読んでいただき有難うございます。


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