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英語を学ぶ意義

今回は英語を学ぶ意義について話したいと思います。


翻訳機能が向上し、英語なんてもう学ばなくてもいいのでは?と思った事があるのですが、よく考えると、まだまだ英語を使えることの価値というのは大きいと思います。


そう思う理由は主に2つあります。
それが”世界の情報をキャッチできる”と”人類の受け入れ”です。
それぞれについてもう少し詳しく話したいと思います。


<世界の情報をキャッチできる>

英語を学ぶことで、世界中の情報をいち早く手に入れる事ができます。


日本は日本語を日本でだけ使っているため、日本で書かれた情報というのは、人口ベースでいうと世界の70分の1にしかなりません。


英語スピーカーは世界に17.5億人と言われており、英語で書かれた情報は単純に考えると、世界の4分の1に当たります。
また、学術論文や研究成果などは基本的に英語で書かれています。


日本人で英語の文章が読めない場合、日本の文章か日本語に翻訳された情報しかキャッチできないため、これらの情報を読み取る事が難しくなります。


世界には参考すべき事例や考え方がたくさんあると思います。
それらは英語が苦手な日本にとってはとても価値がある情報であると思います。
そしてその情報を日本で発信することは、日本語情報源から得られる物と比べ、遥かに有益で、日本にとってはみんなの知らない情報である可能性が高いです。

また、日本語情報というのは日本人のバイアスがかかっている事が多いかと思います。


例えば、日韓関係の情報では、日本語情報だと日本が優位になる情報である可能性が高いです。
日本にとって都合の悪い情報はあやふやに書かれ安くなるため、英語情報を取れるようになることは、他国の違った見方の情報も受け取れることにもつながります。


そういった意味では多様な視点を持てるようになると思います。



<人類側の受け入れ>

ポケトークやGoogle翻訳など、テクノロジーの進化により、翻訳機能というのはかなり便利になってきております。


そして、翻訳機能の向上によって、英語を学ばなくとも異なる言語での会話が簡単になるだろうというのは僕も賛成です。


しかし、テクノロジーの進化人類の受け入れは必ずしも一緒に来るものではないと思います。


初対面で機械を通じて会話することに、不快感を持たないか。
フォーマルな場で、いちいち翻訳機能を使用できるか。


そう考えると、人類側の理解が追いつかない限り、まだまだ人と人との直接的な会話が求められると思います。



今回は英語にフォーカスして話しましたが、もちろん、英語以外にもその他多言語を習得する意義は同様にあると思います。


日本は島国であったことや、英文法と日本語文法の構造がかなり異なることなどの理由から、どうしても英語に対してハンディキャップがあるかと思いますが、英語を学ぶ意義はまだまだあると思うので、私もしっかり勉強していこうと思います。


以上、英語を学ぶ意義についてでした。