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【世界考察34】学歴は何よりも重要である

学歴は何よりも重要である。

まず学歴と年収はかなり相関している。この世で生きていくには1にお金、2にお金、3にお金が重要だ。金がないと生きていけない。学歴はこの世で一番重要なお金を手に入れるのに一番手っ取り早い方法である。このように書くと学歴なんてなくてもお金は稼げるなどと反論が来るのだが、そんな統計の外れ値など参考にしてはならない。この世の高年収人生の大半が高学歴である。わざわざ統計を外れるなど愚の骨頂だ。統計に則って高年収になれる確率を高めるほうが賢い選択である。一番重要なものが一番手に入りやすくなる学歴が、何よりも重要であるのは当たり前だ。

学歴と年収が相関しているのは大企業が高学歴を採用するからである。一定の学歴がない人間をフィルタリングして弾いている説すらあるくらいだ。清々しいほどの学歴志向である。なぜこのようなことが起きるかといえば、学歴が知的能力をかなりの程度反映しているからである。東大や医学部など超有名進学校だらけ。教授や准教授はそこから厳選された、旧帝国大学の出身者だらけ。大企業の人間も、医者弁護士教授等も、地位が高い職業は、高学歴だらけである。よって、その恩恵として、学歴があるだけで、ほぼ無条件に頭が良いとみなされる。脳味噌で考えることに著しく偏った現代で頭が良いとみなされるメリットは、仕事ができるという期待値を上げる面で、とてつもないほど大きい。大企業が高学歴を好むのも当然である。さらに言えば、人間は同質の人間を好む傾向もある。地位が高い高学歴は自分と同じような高学歴が好きなので、高学歴を採用するというループである。優秀な仲間に囲まれれば、自分の能力も飛躍的に向上していく。高学歴の好循環だ。

さらに結婚ということも考えると、学歴が必要になる。世の中の統計データを見ると、残酷なほど婚姻率と金、婚姻率と学歴は相関している。普通の家庭を築き、子どもに囲まれて人並みに生きていくには、学歴が必要だ。

学歴には名声もついてくる。東大や医学部など受かった日には、超進学校はともかく、並の進学校であればヒーローである。親戚一同で喜び合い、町内ではちょっとした噂になるレベルだ。親も鼻が高い。それを糧に彼らはさらなる飛躍を遂げていく。学歴とは成功体験でもある。18歳くらいで大成功を経験しておくことは、そこから先に人生を成功させる上でも、重要なことだ。一度成功した人間は色んなことで成功しやすくなる。

どうだろう。こうしてみると、学歴以上に重要なものなどないように感じないだろうか。これがあるだけで金、女(男)、地位、名誉、成功体験、優秀な仲間。全てが手に入る可能性が飛躍的に高まるのだ。他にそれら全ての可能性を高める肩書きなど他にあるのか。いや、ない。

ということで学歴は何よりも重要なわけだが、最後にひとつ付け加えると、私は学歴など本当にどうでもいい。そもそも統計がどうでもいい。可能性を高めるて。確率で生きるほどつまらないことがあるのか。いや、ない。

一般論とはかくも虚しいものである。そして論理や統計とは、思ってもいないことを書ける能力である。


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