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「捨てる」より大切な片づけの基本

こんにちは。お片づけ習慣化コンサルタントの西﨑彩智です。

戦後一番の暑さという夏もすぎて、
台風と一緒に秋が駆け足でやってきた・・
まさに福岡は季節の変わり目にあります。
台風もそうですが、お身体にくれぐれもお気を付けくださいね。

さてこの夏は、さまざまな意味で特別だったけど
近くの観光地やアウトドアに出かけて
満喫できたって方も、きっといらっしゃいますよね。

ネットでも街でもファイナルセール。
私たちの周りは地域限定、期間限定、90%オフなどのコピーにあふれています。

今日はそんなショッピングの誘惑に出会ったとき、
ちょっとだけ思い出していただきたいお話です。


実はセールや限定品の誘惑に弱いという傾向は、
片づけの相談に来られる方の“あるある”なんです。

宣伝に釣られて買ったけど、
家族が食べない・・部屋に合わない・・
という理由で賞味期限を切らてしまったり
部屋の隅に置いたままにしてしまったり。

そうやって増えていく物たちと一緒に、
ストレスもたまって、なぜかイライラが爆発・・!
豊かになるはずの物で、消耗することがあるんですね。


じゃあ、早いうちに捨てればいい。
片づけって捨てることでしょ?
と考えがちだけど、これまた「捨てる」もストレスのもとに。

もちろん「捨てる」は片づけの大切なプロセスなので、
家庭力アッププロジェクトでも早い段階で、
メルカリで売ったり、ジモティーで譲ったり、ごみとして処分したりして、まず、家から不用品を出す作業をやります。

でも、本当の目的は、
捨てることの大変さを体験してもらうこと。

「お金を払って買った瞬間

そのモノの責任は全てあなたへ移ります」
といつも受講生の皆さんにお伝えしているのですが、
所有する責任を、手放す作業を通じて、体感していただけたらと思っているんです。


例えば、先日受講生の方からこんな話を聞きました。
不用品を出す作業の中で、100均でなんとなく買った物が出てきて
それが、いざ捨てるとなれば粗大ごみのサイズで、
しかも何個もあって。
結局、捨てるお金のほうが高くなってしまった、と。


そうなんです。「捨てる」って実は
時間 ・心・環境そして金銭的にも
とっても大きな負担になってしまうんです。


ではどうすればいいかというと
「うかつに物を家に持ち込まない」こと!
物を入れる段階から物を厳選していけば
✓ 不要品に囲まれるストレス
✓ 物を捨てるストレス
この2つを手放すことができますよね。

まさに断・捨・離の「断」。
不要な新しい物を断つところから
片づけは始まっています。

地域限定・期間限定・無料

くれぐれも、この言葉には気をつけてくださいね。

必ず、買う前に
「これって本当に必要??」
「無いと困る?」
そこまできちんと
自分に聞く癖をつけていきましょう。

好きだから・・
可愛い・・
いるかも・・
あったら便利かも・・

それは悪魔のささやきですからね♪

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