三社参りって福岡だけなの!?説
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みなさんこんにちは。にしやんです。
今日は、三社参りって福岡だけなの!?説。をテーマに書きたいと思います。
ではさっそく。
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正月三が日も終わり、今日からお仕事がスタートした方も多い事だろう。
この年末年始の休みからの切り替えは非常に難しい。
正月といえば初詣。
みなさんは行きましたか?
三が日が過ぎた今日、驚きの事実を知った。。
三つの神社を参拝する三社詣。
この三社詣(さんしゃもうで)や三社参(さんじゃまいり)と呼ばれるこの文化は、福岡を中心とした九州地方と中国地方の一部に根付いている風習、、、
福岡ではあたりまえのようだが、全国的に行われているものではないらしい。
これホントですか!?!?
福岡に住んでる身として全国的な風習かとおもってた、、、
具体的にどの神社に参拝すべきか、どの順番に参拝すべきかというのは気になるところだが、好きな神社を参拝するという地域もあれば、定番が決まっている地域もある。
福岡では、太宰府天満宮、筥崎宮、宮地嶽神社が、3社詣・三社参りの定番コースとなる。
年末年始には、太宰府天満宮、筥崎宮、宮地嶽神社の三社参りのテレビCMも放送する。
上記にも書いたように「三社参り」は福岡を中心とした九州地方・中国地方の一部に根付いている風習。
福岡では当たり前の文化となっていますが、全国的には珍しい。
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ならここで疑問だ。
そんな「三社参り」に福岡県民はなぜ行くのか?
福岡市天神・太宰府天満宮で聞き込みを行ったところ
「たくさん回った方がいいことがありそう」
「1日で回るには3社が限界」
「昔からの言い伝え」
「三社参りという風習があるから」
といった意見が出ていた。
おいおい、「たくさん回ったらいいことありそう」は気持ちはわかるが欲張り県民発動。。
また「三社参りの由来」に関するアンケートでは
1.昔からの伝統…198人
2.たくさん願える…46人
3.新年の気分を味わう…34人
4.知らない…106人
(※福岡県民・福岡在住408人に聞き込み調査 番組調べ)
と、「昔からの伝統」「なぜ三社参りに行くのか理由や由来は分からない」と回答した人が多数を占める結果になっていた。
「三社参り」の由来は何なのか?真相を探るため、宗教学者でもある皇學館大学名誉教授の櫻井治男先生に話を聞きいた記事を発見。
「三社参り」の始まりは鎌倉時代に遡ります(※諸説あり)。櫻井先生によると、1181年1月1日に源頼朝が神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮に初詣しお供え物を差し上げたという記録が残っているのだそう。その数年後、源頼朝は神奈川県箱根町の「箱根神社(箱根権現)」と静岡県熱海市の「伊豆山神社(伊豆山権現)」を二所権現と称してお詣りし、さらに静岡県三島市の「三島大社」にもお詣りしました。源頼朝がこれら3カ所をお詣りしたのが「三社参り」の始まりです。
福岡で三社参りが行われるようになったのは、江戸時代。源頼朝がお正月に神社をお詣りしたことをきっかけに、武将たちにも広がっていき、福岡・黒田藩の武士たちも「住吉神社」「日吉神社」「筥崎宮」に「三社参り」をしたと言われています。
さらに福岡では第二次世界大戦後、神社・鉄道会社・旅行会社が連携して、「正月の参拝は電車で!」を推奨したキャンペーンを拡大。宮地嶽神社~筥崎宮~太宰府天満宮の三社を1日で回るプランも提案され、ルートが確立されたことで「三社参り」が福岡中に広まっていきました。
全国の風習だと思っていた三社参り。
福岡だけの風習なのは私自身、26年目にして驚いた。