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【残念なレンタル彼女】推し活してるんだけど辛いんです…

モデル/レンタル彼女PREMIUM/心理カウンセラー/結婚相談所助手/イラストレーター/西岡まゆ(@mayu_rkp)です。

お久しぶりです。心理系メンタル彼女、いや、レンタル彼女の西岡まゆです。
この1年すっかり「まゆ姉さん!」「まゆママ!」が板につき、今は私より一回り上のお客様にも「ママ~」と呼んでいただけるまでになりました。ちょっとまて、私は貴方のママじゃない。
ま、けど言いたいことは非常によくわかるので、そんなまゆ姉まゆママにだから打ち明けてくれた愛おしい相談事にもとても感謝しております。いつもありがとう。

そんな中から今日は一通。ご紹介できたらなと思います。
私的な見解も述べておりますのでぜひともご覧くださいね。

「まゆ姉さんこんにちは。僕は地下アイドル通いが好きで推しがいます。推しがいるだけで仕事も頑張れるし、くだらない人生を歩んできた僕には希望の光みたいで毎日が楽しくなりました。
しかし最近、同グループのメンバーの卒業や他のアイドルのスキャンダル、また、同担(同じアイドルを推しているファン同士のこと)が桁違いのお金を使うことで負けた気がしてしまい、楽しいはずの現場が辛くなってきました。推し活を辞める勇気もありません。まゆ姉さん、助言をお願いします!」

とのこと。
これねえ!実は男女問わず結構聞くんですよ!特にここ数年顕著な傾向です。
「地下アイドル」が「アニメ」「声優」「Vtuber」なんかになるともっと人口は増えると見ています。
先日おしゃれな雑貨屋に入ったら「痛バ用バッグ」なるものも売っていて大変衝撃を受けました。それくらい「痛い」「オタク」「推し活」が市民権を得たということでしょうね。

推しがいることで人生が楽しくなった人をたくさん見てきましたし、友人のお母様に至っては韓国男性アイドルに一目ぼれしてコンサートに行くようになって以来、閉経したはずの月経が戻ってきた!なんて話もありましたから、心身にエナジーを注入する効果があるのは間違いなさそうです。

しかしですね、相談者さん。あなたはその楽しい推し活を経て今しんどくなってきてしまっている。
うーん、人生のバランスを取るためにバランスを崩しちゃっていますよね。

私が逆に一つお聞きしたいのは相談者さん、あなたもしかして、「●ちゃん推しの自分」でいることでアイデンティティを確立しようとしていませんでしたか?

私もかつてそんな時期がありましたが、秀でたものもなくただ生きているだけで何者にもなれない自分にうんざりする→推しが現れる!となれば、「●ちゃん推しの僕!」を使って人に認知されたりアピールすることが容易にできてしまうんですよね。
こんな事を言うと反感も買いそうですが、推し活人口のうちの何割かは「推しの存在を通して承認欲求を満たそうとしてしまう層」「推すことで何者かになろうとする層」が存在しています。
私が見る限り結構な数います。

そうなってくると、どう頑張ったって精神のバランスは崩れてしまいますよね。精神だけでなく経済的にも崩れてしまいかねません。
「同担が桁違いのお金を使うから僕は負ける」と思ってしまっているあたり、その注意報は出ていると見ていいと思います。

昔は「オタク!気持ち悪い!」なんて言われてコソコソと楽しんでいたはずのものが、今は「推し活」と市民権を得て、ハッピーなものと認知されつつあります。
そんな今だからこそヘルシーに推し活をするスキルを求められているのではないでしょうか。

ですから相談者さん、あなたがすべきことはまず自分の人生をハッピーでヘルシーにしていくことです。
推し活やめろ!なんて言いません。好きなだけ推せば良いのです。ただ、あなたの問題は推し活でも金使いの荒い同担でもなく、自分のことを「くだらない人生を歩んできた」とまで言い切ってしまう自分の人生への自信のなさではないでしょうか。

なんでもいいのです。職場でいつもより大きな声で挨拶してみるとか、普段よりちょっと高い美容室に行ってみるとか、「人生の息抜き」に「推し活」を配置するとしたら、「メインの人生そのもの」に直結することに少しだけ意識を向けて、自分を好きになれる努力をしてみてください。
自分を好きになれると少しずつくだらない人生は形を変え、枯渇した部分は向上心へと変化していきます。

自分を好きになるためのコーチでしたら、いつでもまゆ姉を頼ってくださいね!

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