【トリノ+ピエモンテカードで博物館ざんまい・おいしいチョコレート】イタリア一人旅🇮🇹2023/10/10-12 スクラップ日記
2023/10/10-11
外食で疲れた胃の救世主
前日のブラの後、実は隣町のアルバにも行った。
毎年、10月から12月にかけて開催する
「アルバ白トリュフ祭り」を見てみたかったのだが、電車に乗ってすぐイベントは土日のみだということに気がついた。
今日行っても意味ないじゃん…と思ったが、
切符も打刻してしまったのでそのまま電車に乗ってアルバに向かい軽く散歩して、トリュフ祭りは後日リベンジすることにした。
夕方になっても30℃近い気温の中
頑張って歩いて疲れてしまったので、次の日からは友達とFaceTimeでおしゃべりしたり、スーパーで買い出ししたり、洗濯をしたり、のんびり体を休める2日間を過ごした。
この間に、スーパーで買って良かったものがチルドのスープ!
私のイタリアでの困りごとのひとつが、
「ちょっとした」スープがなかなか無いことだ。
もちろんレストランにスープはあるが、どの店でも必ずメニューにあるわけではないので、汁物を欲していても飲み物で我慢するか、自炊しなければならない。
以前、友人とナポリを訪れた時のこと。
何も知らずにZuppa di pesce(訳:魚のスープ)を頼んだのだが、大量の魚介類がのった大皿の底に、魚介のスープをたっぷり吸い込んだパンがぎっしりと敷き詰められている料理だった。
てっきりブイヤベース的なものが出てくると思っていたので、「そうくるかー!!」と大爆笑したことがある。
もし、イタリアの旅行中に胃が疲れてしまったら、スーパーにチルドのスープがあることを思い出して欲しい。
種類もたくさんあるし、食器がなくてもそのまま電子レンジで温められる。
スプーンさえあればホテルでも食べられるので、とても手軽でおすすめだ。
2023/10/12
トリノ+ピエモンテカードで博物館を楽しむ
2日間の休息の後は、たっぷり観光に勤しむ。
観光案内所で買ったトリノ+ピエモンテカードを使って、この日は博物館デー。
↓トリノ+ピエモンテカードについてはこちら
エジプト博物館
トリノには、カイロのエジプト考古学博物館の次に大きなエジプト博物館がある。
なぜなのかよくわからない状態で見に行ったので、改めて調べてみた。
ものすごく簡単に言うと、
15〜20世紀にかけていろんな大金持ち達がエジプトの古物を収集し、そのコレクションをトリノで管理してきた。ということらしい。
確かに展示品の数が半端じゃなかった。
私はエジプトの歴史に詳しくないし、
イタリア語も英語もそんなにわからないので、しっかりとキャプションを理解できなかったのが悔やまれるが、翻訳アプリでどうこうしてる場合じゃない程本当に展示品が多い。
流し見するくらいじゃないと、半日かかってしまうと思う。
エジプト好きの方にとっては、宝の山のような博物館であることは間違いない。
モーレ・アントネリアーナ(国立映画博物館)
トリノのシンボルタワーであるモーレ・アントネリアーナは、映画博物館を併設している。
私が行った時は、常設展とは別にティム・バートンの特別展が始まったばかりで、
館内の壁に沿ってぐるぐると上って行くスロープに、原画や映像作品が展示されていた。
本来は、一階のフロアに寝そべって映画を見られるソファがあるはずだったのだが、
特別展のためなのか、メンテナンスなのか全て撤去されていたのが残念だった。
フロアの中央を突っ切って上がっていくガラス張りのエレベーターに乗ると、展望台に行くことができる。
トリノで観光していて思ったのが、
割とどの建物に行ってもパノラマを見ることができるなということ。
景色に興味がない人は、モーレ・アントネリアーナでわざわざ有料のエレベーターに乗る必要はないかもしれない。
LAVAZZAミュージアム
このミュージアムがすごくおもしろかった!
特別コーヒーに詳しくなくても楽しめる場所なのでとてもおすすめ。
LAVAZZA(ラバッツァ)は、トリノに本社を構える老舗のコーヒーブランド。
ミュージアムは社屋に併設されていて、
入口すぐのオフィシャルショップにあるカウンターで受付をする。
身分証と引き換えで「カップキー」を渡されるが、パスポートを持っていなくても、トリノカードを預けて受付してもらうことができた。
このカップキーは、要所要所に設置されたコンテンツで使うもの。
クイズに答えたり、自分の好みのコーヒーを探したり、広告で使用されたセットを使ったフォトスペースで撮影した写真などが記録される。
最後にミュージアムの出口でメールアドレスを登録すると、参加したコンテンツのまとめを送ってもらえる仕組みになっている。
LAVAZZAはポップで近未来的なコンセプトも多いので、子供心をくすぐられる。
展示の仕方もおしゃれで飽きない。
来場者参加型の今時なミュージアムだった。
疲れたら糖分補給 Guido Gobino
トリノはチョコレートも有名。
ヘーゼルナッツを練り込んだ「ジャンドゥーヤ」が名物だ。
市内には人気のチョコレートショップがたくさんあるのだが、今回私が行ったのは、
Guido Gobino(グイドゴビーノ)というお店。
正直、お高め。
でもチョコ好きは食べた方がいい。
ミラノにも店舗があるようなので、トリノまで行けない方もぜひ食べてみてほしい。
ここは、エジプト博物館から近い店舗で、テラス席でイートインも可能。
私はいろいろ食べたかったので、ジャンドゥーヤ10種のテイスティングセットとオーダー。
ちょっと多すぎた!笑
全部おいしかったけど思ってたより量が多かったのと、かなり濃厚なのでアメリカーノにすればよかった…。
味見程度にちょっとだけ食べたい方は、
ドリンクを頼むと2つチョコレートがついてくるのでそれだけでもいいかもしれない。
食べたいチョコがあれば、カウンターでバラ売りもある。
後日、おみやげ用に工房のショップで買い物をしに行った。別のスクラップ日記で改めて紹介したいと思うのでお楽しみに!
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