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ウイスキーがお好きでしょ?宅飲み夫婦のウイスキーライフ
若い頃からお酒大好き。
20代は外飲みばかりで、同級生との飲み会や、
飲み屋界隈で増えた友人達とワイワイ飲んでいましたが、地元を離れて暮らす30代の現在はほとんどが夫との宅飲みです。
元々お酒は強い方で、ビール・日本酒・ワイン・スピリッツなどなんでも飲める私でしたが、どうしても苦手意識があったのがウイスキー。
「ウイスキーだけは一生飲めない!」
と思っていた私が、今はウイスキーで一日を締めくくるまでになりました。
まだまだ初心者ですが、ちょこちょこnoteにしていきたいと思います。
ウイスキーが苦手だった理由
何より味が苦手でした。
甘いのか、辛いのか、苦いのかよくわからない。
何をどう味わえばおいしいと思えるのが全くわからず、選択肢から完全に除外していました。
今思うと、それは「味の複雑さ」と言い換えることができると思います。
ウイスキー独特のモルト(麦芽)の甘みや、
香りの強さが苦手だったのかもしれません
もちろん今でも味の好みや苦手な銘柄はありますが、ウイスキーは飲み方によって味や香りがどんどん変化していく飲み物です。
最初はあまり好みの味じゃなくても、炭酸で割ったり、氷が溶けたりして加水されることでおいしく感じるようになったりします。
ウイスキー以外もお酒全般に言えることですが、
飲めるようになるかどうかは体質によるものを除いて、結局は「慣れ」です。
特にウイスキーは味の振り幅が大きすぎるので、初対面で好みとかけ離れたものに出会ってしまうと、その後疎遠になりがちです。
しかし、諦めないでほしいのです。
あなたの中にあるウイスキーの扉が一度でも開けばこっちのもの。
一生かけても泳ぎきれないウイスキーの大海原が目の前に広がります。
ウイスキーを飲めるようになったきっかけ
これは完全に夫のおかげです。
遠距離で付き合っていた夫の家に引っ越してくると、部屋には数本のウイスキーが置いてありました。
確か、宮城峡と山崎や白州だった気がします。(随分と贅沢)
友人だった夫とは付き合い自体は長かったのですが、あまり飲む機会がなかったのでお酒の好みは全然知りませんでした。
その頃は、夫もさほどウイスキーの知識はなかったらしいのですが、どうにかして私にもウイスキーを好きなって欲しかったようです。
「飲もうと思えば飲めるけど、特別おいしくない」と言い続けていた私でしたが、「あれ、ちょっといける?」と思ったきっかけは、ウイスキーに合わせるおつまみです。
それまで、酒のつまみはしょっぱいものと思い込んでいた辛党の私でしたが、夫が私に勧めてきたのはチョコレートでした。
えぇ…お酒にチョコレート?意味わからん。
と思って怪訝な顔をしましたが、試しに合わせてみると
悪くない…かも、しれ…ない?
今となっては、チョコレートは酒のアテの代表格のひとつだろ!と思うところですが、当時の私にとっては目から鱗でした。
ここからすぐにウイスキー好きになったわけではないのですが、明らかに私の中で変化があったのはこの出来事だったと記憶しています。
こうしてウイスキーそのものではなく、おつまみがきっかけで私のウイスキーの扉は開きかけたわけです。
現在の楽しみ方
なんやかんやで現在私たちは、夫婦の趣味としてウイスキーを楽しんでいます。(軍資金はほぼ夫持ちですが)
元から会話の多い家庭ですが、ウイスキーのおかげでより楽しい時間を過ごしているように感じます。
一緒に酒屋に行ったり(わが家では酒パトと呼んでいる)、新しく買ったウイスキーのテイスティングノートでクイズを出し合ったり、どんな食べ物と合うかを考えたりすることで、自然と過ごす時間が延びて会話も弾みます。
旅行好きの私に対して、帰省以外の遠出には腰が重い夫ですが、ウイスキー蒸留所の見学を組み込んだ旅行を提案したことで、来月念願の二人旅に行くことになりました。
ここ数年での大幅値上げもあって、今までより少々お金のかかる趣味になってしまいましたが、
それでもわが家になくてはならない物のひとつになっています。
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