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宇宙人から生命を哲学する

地球外生命体は存在するのか?もうずっと議論されていることだ。

唐突で脈絡もないが、ロボットに性別は存在しない。性別は有機体の特徴である。しかし、人間は自分より高度なロボットに性別を当てはめてみたりする。
また、神様は人間と似た位置に同じような器官を持っていると想像する。

人間は自分たちよりも高度な存在を想像するのは下手なようである。

また横道にそれるが、アリは匂いで自分たちと同じ種か判断するそうだ。
これはつまり、同じ匂いを纏った他の種族を見分けられないということだ。

これをみて愚かだなぁと思う、そしてよく考えると人間も同じだと気づくことができる。

人間は基本的に視覚で人間かどうかを判断する、というか判断するまでもないと思っている。本当は全く違う構造をしているものでも、きっと人間の形をしていれば気づくことができないだろう。

ここからわかるのは、今の地球外生命体の探索は、地球の有機体の生物のシステム=生物という仮説に縛られているということだ。

「LUCY」という映画で脳を完全に解放した主人公は実体を失い、インターネットのような状態になった。こんな感じで、実体を持っていないかもしれない。三次元にいない可能性もある。

水が発見できない、だとか寒すぎるとか、地面がないとかそういった理由で生物はいないというのはなんだか奇妙な気がする。

この柔軟さをもっていないと、実際は地球外生命体はウジャウジャいるのに、結局見つけることができないという事態になってしまうかもしれない。

生きている間に宇宙人に会いたいなぁ。




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