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ジェイラボオープンワークショップ(座談会)#02 準備記事「Think difficult...?」

新たな試みとして月イチの頻度で始めたジェイラボ研究員との座談会、第一回はおよそ興味のないテーマに敢えて手を出してなかなかの無茶をした。

なので、今回はがっつりジェイラボの根幹となるテーマを扱うことにした。

そもそも僕が何故ジェイラボというコミュニティを運営しているのか。その背景は外部からは「うかがい知る」ことしかできないようにしてあるし、いまとなっては公式にはコミュニティメンバーの募集はしていない。それでもジェイラボに入りたいという方は、個人的に僕と連絡を取ってもらえればいまでも一応入ることはできる。今年度もそうして入ったメンバーはいる。そんなジェイラボであるが、一応そのベースになるものとして以下のマガジンにて僕の思想は公開はしている。もし読んだことがない人がいるなら、絶対に読んで欲しい。これを読めば僕に対してどういう立場を取るか、つまり支持するかアンチになるか、がある程度は決まると思う。何より、これを読まずに僕の活動のことをあれこれ考えても、意味がないとさえ言える。

さて、少しだけ構成に触れておくが、これは基礎としての「Think difficult」のパートと、その派生としての「Feel different」のパートに分かれている。そのうち「Think difficult」パートについては全文公開しているし完結もしているので、一度振り返りとして「Think difficult」の一連の記事をジェイラボ研究員と共に振り返って簡単な説明をしてみようというのが今回の試みである。そして、僕が自分で書いたこの「Think difficult」について「話し言葉」で解説をするのは、きっと今回が最初で最後の機会になる。僕に興味を持ってくれている方には、今回がその説明が聞ける唯一の機会と考えて欲しい。

「Think difficult」の一連の記事については僕がジェイラボを始めた当初の思想的背景がみっちりと詰まっている。ジェイラボを古くから知ってくれている方にはおなじみの記事でもあろうと思う。いまとなっては少し異なる表現を取りたかったと感じる部分もあるが、骨格は何も揺らぐものではないので、死ぬまでこの一連の記事を加筆修正する気はない。

一応、以下に関連する記事のタイトルを羅列しておく。

  • Think difficult ! part1「学力とは何か」

  • Think difficult ! part2「文章表現の真実」 -情報と表現の差異

  • Think difficult ! part3「わかりやすくする難しさ」 -本質的アナロジー思考

  • Think difficult ! part4「壁」 -認識論的独我論から言語論的独我論へ

  • Think difficult ! part5「知性とは何か」 -限界を目指すことと日常を営むことはそもそも全く違う

  • Think difficult ! part6「感覚の牢獄において<表現する>とは何か」 -書くとは書かないという自覚

  • Think difficult ! Final 「...and feel different!」メタ思考で未来予測を超える

ジェイラボは元々が大学受験生をターゲットに、主に若い層に僕の思想を届けることを目的として始めた活動であったため「つかみ」の部分は受験にからめた話となっている。そこから最終的に「考える」って何だろうということの輪郭をつかむ話にもっていき、次のシリーズ「Feel different」 - 抽象度を落とし具体的に現代社会について考える話 - へ接続する構成にしている。

つまり、「Think difficult」で僕がしている話を最低限「理解」しておいてもらわないと、それ以降の話はきっと何も伝わらない。では、「理解」とは何だろうか。それも座談会にて触れてみたい。

いずれにせよ、僕は自分の思想や活動を自ら解説するような行ないはあまり好まないので、今回は本当に最初で最後の機会になると思う。せっかくなので、皆さんにも参加いただいてあれやこれやコメントで参加してもらえると嬉しい。

では、当日会場で。


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