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旧 表現研 部誌

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コミュ内、『文化表現研究部(表現研)』の活動に準じた評論を集めていた旧部誌。
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記事一覧

【表現研】映画評『すばらしき世界』

今日封切ということでさっき近所の映画館で見てきたので、備忘の意味も込めて感想。 監督:西…

マッキー
3年前
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どんなものを食べているかでその人間がわかるなら,どんなアニメを見ているかでその人…

僕が中学生ごろ死ぬほどやり込んでいた有名文明育成シミュレーション「Civilaization4」という…

Tsubo
3年前
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【表現研】CLAMP作品の「自己プログラム化キャラクター」について

この記事には作品のネタバレが含まれています。  東京バビロンがアニメになるということで、…

西住
3年前
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【表現研】今は昔、さんぱずというソシャゲありけり

みなさんは、大好きなゲームが サービス終了を迎えるという 悲しい場面に立ち会ったことはあ…

ペド魯
3年前
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【表現研】音ゲーの歴史とこれからを考える。

conflict歌います。ズォールヒ~~↑wwwwヴィヤーンタースwwwwwワース フェスツww…

ペド魯
3年前
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【表現研】ここではない,どこかあの世界へ

最初に述べておくが,これはごく個人的な文章である.特に結論なども用意せず,ふと浮かんだ考…

Tsubo
3年前
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【表現研】人はなぜ人形を怖がるのか、というはなし

 先日、引っ越しの荷造りのため戸棚をひっくり返していると、昔母親からもらったクマのぬいぐるみが出てきた。50センチほどの割と大きいこげ茶のぬいぐるみでガラス製のまんまるの黒い目が縫い付けられている。もらったのは確か小学3年生くらいだったと思う。私は幼いころは内向的で人形遊びが好きだったのだが、その頃にはすでに放課後友達と草野球をすることを覚え始めていたので、正直、大きなクマのぬいぐるみをもらってもあまり嬉しくなかったような記憶がある。しかし、買ってくれた母親への申し訳なさから

【表現研】僕が僕であるためにとwe are the championから見る二人の苦悩の形とは

「僕が僕であるために」。誰もが一度は聞いたことがあるのではないか。 一方でQueenの「We ar…

【表現研】GOTから見る”飽き”とは

ゴーストオブ対馬をここではGOTと書く。長いんだもん。 GOTはとても面白いゲームだった。 ↓…

【表現研】今更つい4ヶ月前にFGOを初めたマスターが率直な感想を述べてみる

こんにちは.タイトルの通り僕はTypeMoon, Aniplex, DelightWorksが提供する「Fate」コンテン…

Tsubo
3年前
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【表現研】『デスストランディング』は古い文脈の到達点

これからする話は、それなりの反発を受けると思う。でも、敢えて言っておきたい。プレイヤーも…

【表現研】ホラー映画評 『ヘレディタリー/継承』

※本記事の内容には作品のネタバレが含まれる可能性があります。ご注意ください。 疲れている…

マッキー
3年前
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【表現研】改めて文化表現研究とは何か考えてみる

表現研で扱うテーマが自分の中でフラフラとはっきりしないのであらためて文化表現研究とは何か…

【表現研】「シュタインズゲート」 Infinityから科学ADVまでの歴史

 シュタインズゲートは、色んな意味で思い入れの深い作品である。理由はいくつかあるが、最大の理由は、この作品がとある歴史の果てに打ち上げられた、最後の花火だったからだ。しかも、家庭用の恋愛ADVというジャンルでは考えられないほどの、超巨大な一発だった。おそらく今後、同規模の花火が打ち上げられることはないであろうという、一抹の寂寥感が、さらに思い入れを深いものにしている。    以前の記事でも語ったように、カオスチャイルドはシュタインズゲートを超えた作品であるが、それは質的なレベ