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J LAB ch0 #ワークショップ

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コミュニティメンバーによるワークショップ関連の記事を投稿する場所。
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#数学

ジェイラボワークショップ第68回「数学史 上・前」

数学部によるWSのログになります。今回のWSは数学史をテーマにしたものになっており、数学を学んでいる人はもちろん、数学に深く触れていない人でも面白く読めると思いますので、是非ご一読下さい。 以下、ログになります。 -------------------------------------------------------- DAY1 ◽️Hiroto こんにちは。数学部WSの時間です。よろしくどーぞ。 今回のテーマは「数学史 上・前」です。 我々が読み始めた『数学の流

ジェイラボワークショップ第68回『数学史 上・前』【数学部】[20231113-1126]部長総括#JLWS

※僕が所属している「ジェイラボ」というコミュニティの中の話です。僕は一応「数学部」の「部長」をやらしてもらってます。 今回はほぼ初となる「円卓型」WSです。私と部員が前提知識という観点から見て対等なので、圧迫感のない構図になっていると思います。モチベーションの違いこそあるとは思いますが。 神と無限数学史では、当然ですが宗教の話も出てきます。ということは神についても触れるわけですが、数学という見地からはこれは「無限」(とか「無理数」)と並べられることが多いです。 人間が触

ジェイラボワークショップ第63回『公式量産マシンΓ&B』【数学部】[20230904-0917]#JLWS

はじめに 今回のWSは、Γ関数とB関数について取り扱ったものになります。高校数学でもよく取り扱われる1/6公式や1/12公式にも絡んでくるトピックなので、高校数学を一通り学んだ方であれば読むことができると思います。是非、ご一読下さい! ----------------------------------------------------------- DAY1 ★Hiroto こんにちは!数学部のWSの時間です!二週間よろしくお願い申し上げます。 さて、今回のテ

ジェイラボワークショップ第63回『公式量産マシンΓ&B』【数学部】[20230904-0917]部長総括#JLWS

※僕が所属している「ジェイラボ」というコミュニティの中の話です。僕は一応「数学部」の「部長」をやらしてもらってます。 この二週間のワークショップ(以下WS)では、ガンマ関数とベータ関数について、杉浦の解析入門Ⅰに載っているくらいの情報を再整理して紹介しました。が、ここでその詳細に立ち入ることはしません。解析入門を読んでください。 私はこのWSをもって、「情報丸投げ(部長→部員)型WS」をキッパリと辞めてみようと思うのです。その決意表明を改めて文章にすることで、部長総括とさ

ジェイラボワークショップ第58回『これまでの、集合位相輪読会は!』【数学部】[20230612-0625]部長総括#JLWS

※僕が所属している「ジェイラボ」というコミュニティの中の話です。僕は一応「数学部」の「部長」をやらしてもろてます。 (ですます調とである調が途中でスイッチしています。それも味かなと思ったので、そのままにしておきます。) 今年度から、ジェイラボワークショップ(以下、WS)の部長総括なるものをすることになりました。ログは今年度からは副部長さんが上げてくださることになったので、部長にも何かしらの仕事を与えようということだと思います。何もしないのもきまりが悪いので願ったり叶ったり

ワークショップ第58回『これまでの、集合位相輪読会は!』【数学部】[20230612-0625]#JLWS

今回のWSは、我々数学部が取り組んできた「集合・位相輪読会」を通じて考えた事を伝えるということをメインに行いました。数学を専門に勉強された方だけでなく、様々な方に読んで頂けるように作った物なので、数学を専門にされている方・そうでない方のどちらの方にも読んで頂けると大変嬉しいです。 ★を読むことで本筋を追うことができますが、◽️には部長から各部員に向けたコメント等も含まれている為、全文を読んで頂けるとよりWSの雰囲気・内容ともに感じ取ることができると思います。お時間がある方は是

ワークショップ第50回『学校教育におけるローカルルール』[20230306-0319]#JLWS

皆さん こんにちは。 ジェイラボ教育研究部部長のシトです。 今回のWSでは、身近な教育問題を扱いました。 挨拶■シト おはようございます。 教育研究部部長のシトです。 本日から2週間を通して教育研究部のWSを行います。 よろしくお願いします。今回のテーマは「学校教育におけるローカルルール」です。 学校教育特有の問題を扱っていきます。 皆さんも体験したことがあるであろう問題や最近の問題を扱っていくので、 それらを一緒に考えていきましょう。WSは以下のように進む予定です。第

ジェイラボワークショップ第47回『因数分解採点基準問題』【数学部】[20230123-0205] #JLWS

この記事は、私が所属している「ジェイラボ」というコミュニティ内で行われたワークショップのログです。 以下、★マークを辿ればストーリーとして今回のワークショップを追体験することができるようになっています。今回はほぼほぼ本筋から逸れなかったため、ほぼ全てが★マークですが。 1日目★Hiroto こんにちは。今日から二週間数学部がWSを担当いたします。よろしくどーぞ。 ○テーマ 「この因数分解、○?×?」 ○概要 中高における多項式の因数分解の採点基準を、真剣に考えたこと

ワークショップ第43回『ICT教育とはなにか』【教育研究部】[20221107-1120]#JLWS

皆さん こんにちは。 ジェイラボ教育研究部部長のシトです。 今回のWSでは、世間的にも教育業界的にも話題のICT教育について扱いました。 挨拶■シト こんばんは。教育研究部部長のシトです。 本日から2週間を通して教育研究部のWSを行います。 よろしくお願い致します。今回のテーマは「ICT教育」です。これからの教育を語るうえで、ICT教育は欠かせません。ICT教育には学習面と業務効率化(働き方改革)という面がありますが、このWSでは、どちらかというと学習面よりで構成してい

ジェイラボワークショップ第40回『東大最難問解法展覧会』【数学部】[20220912-0925] #JLWS

この記事は、私が所属している「ジェイラボ」というコミュニティ内で行われたワークショップのログです。 以下、★マークを辿ればストーリーとして今回のワークショップを追体験することができるようになっています。今回はほぼほぼ本筋から逸れなかったため、ほぼ全てが★マークですが。 1日目★Hiroto こんばんは。数学部部長のHirotoです。よろしくお願いします。今回のテーマは、『東大最難問解法展覧会』です。東大受験数学史上最難問と呼ばれている問題の、解法を、展覧します。 ○スケ

ジェイラボワークショップ第34回『数学の認知科学(後半)』【数学部】[20220704-0717] #JLWS

今回の記事は、ジェイラボ哲学部と合同で行なった「数学の認知科学」G.レイコフ/Rヌーニェス著の輪読の内容をベースに、ジェイラボ哲学部/数学部の合同でWSを行った内容のログとなります。 数学の認知科学の輪読とWS司会はコバさん、イヤープラグさざなみさん、私(Hiroto)、ていりふびにさんの4人で行いました。 またこのWSログは後半部分となるため、後半担当の私とていりふびにさんの語り部分の内容となります。 前半は第33回WSログでお読みいただけます。 物語の部分に★印をつけ

ジェイラボワークショップ第33回『数学の認知科学(前半)』【哲学部】[20220620-0703] #JLWS

今回は哲学部WSは、ジェイラボ数学部と合同で行なった「数学の認知科学」G.レイコフ/Rヌーニェス著の輪読の内容をベースに、ジェイラボ哲学部/数学部の合同でWSを行った内容のログとなります。 数学の認知科学の輪読とWS司会は私、イヤープラグさざなみさん、Hirotoさん、ていりふびにさんの4人で行いました。 またこのWSログは前半部分となるため、前半担当の私とイヤープラグさざなみさんの語り部分までの内容となります。 後半は第34回WSログでお読みいただけます。 物語の部分に

ジェイラボワークショップ第27回『数学部のこれからの物語 〜一般・抽象vs特殊・具体〜』【数学部】[20220509-0515] #JLWS

こんにちは.ジェイラボ数学部部長のHirotoです.今年度最初のWSのログを公開したいと思います.(ジェイラボとは,僕が所属しているコミュニティの名称です.WSとは,ワークショップの略です.) ログ議論をする(聞く)際、どっちの方が好みですか?1 一般→具体 の流れ 11@Naokimen, @コバ, @Tsubo, @蜆一朗, @Takuma Kogawa, @Daiki, @チクシュルーブ隕石, @Yuta, @イスツクエ, @あんまん, @chiffon cak

ワークショップ第21回『これまでの、線型代数輪読会は!』【数学部】[20220131-0213]

こんにちは。数学部部長のHirotoです。 私の不手際でワークショップのログの公開が遅れてしまいました。大変申し訳ございません。 さて、今回のワークショップは「線型代数輪読会」についてです。実はジェイラボの数学部では、内的な活動として「線型代数入門/斎藤正彦」の輪読会をコツコツと行なっていました。その記録がアウトプットできる段階まで溜まったため、今回ワークショップの中で扱うことになりました。数学がよくわからない人でも楽しめるような工夫を施したつもりですので、ぜひ読んでいた