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J LAB ch0 #ワークショップ

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コミュニティメンバーによるワークショップ関連の記事を投稿する場所。
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#読書

ジェイラボワークショップ第68回「数学史 上・前」

数学部によるWSのログになります。今回のWSは数学史をテーマにしたものになっており、数学を学んでいる人はもちろん、数学に深く触れていない人でも面白く読めると思いますので、是非ご一読下さい。 以下、ログになります。 -------------------------------------------------------- DAY1 ◽️Hiroto こんにちは。数学部WSの時間です。よろしくどーぞ。 今回のテーマは「数学史 上・前」です。 我々が読み始めた『数学の流

ジェイラボワークショップ第67回『リベラルアーツ輪読WS版』【哲学部】[20231030-1112]#JLWS

今回のWSは『大人になるためのリベラルアーツ: 思考演習12題』というあるテーマに対する東大生の議論についてまとめられた本を模しています。 ★印は司会の投稿です。 Day1■コバ 本日から哲学部WSスタートです。皆さん2週間よろしくお願い致します。 ★YY12 【はじめの挨拶】 こんにちは。前半1週間をYYが担当いたします。 哲学部では「大人になるめのリベラルアーツ」を輪読しています。(所長が「読書のおと」で紹介してたやつです。) 本書は、あるテーマのもと学生がディベ

ジェイラボワークショップ第46回『読書について』【哲学部】[20230109-0122] #JLWS

今回の哲学部WSは『読書について』をテーマにジェイラボ哲学部のオリジナルの物語を作成し、WSを行った内容のログとなります。 今回のWSの司会は私、イヤープラグさざなみ君、YY12君、Tsubo君の4人で行いました。 物語の部分に★印をつけておきましたので、★だけを読めば物語部分は読めるようになっています。 それでは早速ログに移ります。 Day1■コバ 皆さん明けましておめでとうございます。 今日から哲学部WSです。 文章は今晩から投稿していきます。 よろしくお願い致し

ジェイラボワークショップ第39回『人を<嫌う>ということ』【哲学部】[20220829-0911] #JLWS

今回の哲学部WSは、ジェイラボ哲学部で行なった「ひとを<嫌う>ということ」中島義道著の輪読の内容をベースにジェイラボ哲学部のオリジナルの物語を作成し、WSを行った内容のログとなります。 今回のWSの司会は私、イヤープラグさざなみ君、YY12君、Tsubo君の4人で行いました。 物語の部分に★印をつけておきましたので、★だけを読めば物語部分は読めるようになっています。 それでは早速ログに移ります。 Day1■コバ おはようございます。 本日から哲学部WSです。文章は夜に

ワークショップ「所長所感」 - 第18回[20200803-0809]『読書について』

ショウペンハウエルの『読書について』は、読書論としてはド定番の古典ですね。僕も中学生時代から何回か読み直してます。 多少の含意を捨ててバッサリ言い切りますと、「具体に過ぎた情報に本質はない」ということです。もうちょっとだけ丁寧に言いますと、「構造そのものではなく構造化する行為に本質が立ち現れる」ということでしょうか。いま適当に言語化しました笑 もっと言いますと、「知性とは静的なものではなく動的なものである」ということですね。その辺が本質です。 さて、何事も初手はものまね(

【保存用ログ】ワークショップ第18回「20200803-0809」ショウペンハウエル『読書について』 【読書会】

この記事はコミュニティ内部向けの記事になります。ご了承ください。 Slack内で実施されたワークショップのログを保管しております。 Slackの機能で使用された絵文字は削除されております。 新規のサークル参加もお待ちしております。 ↓↓↓↓ここから↓↓↓↓ ■1Tsubo こんにちは.レポートを言い訳にしつつあまり浮上してなかったTsuboです.今週はショウペンハウエル「読書について」を扱っていきたいと思います.ページにして20もないという短編ですが,内容は濃いです.それ

ワークショップ第18回「20200803-0809」ショウペンハウエル『読書について』

この記事はコミュニティ向けのものとなります.ご了承ください 先週で大学の講義がほぼ終わりました.初めてのオンライン講義だったのですが,正直普通の形態の時より遥かに勉強したと思います.やはり,自分で勉強時間を好きに決められるのは大きいですね.また,研究室配属もこの時期です.研の教授は大変愉快な方ですが若干黒い波動を感じてもいます.故に,最近ワークショップには顔を出せていませんでした…こらそこ,僕のiPadからFGOのプレイ時間を盗み見るんじゃない! さて,「読書とは他人に

ワークショップ第15回[20200713-0719]『エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ』【読書会】

この記事はコミュニティ内部向けの記事になります。ご了承ください 小学生の時、道徳の授業 先生「人を見た目で判断してはいけませんよ~」 僕「先生、分かりました!」 帰りの会 先生「最近不審者が出没しているそうです!皆見かけたらすぐに大声出して逃げるように!」 僕「先生、不審者ってどんな人ですか!」 先生「見た目が怪しい人です!」 ~そして僕は考えるのをやめた~ 皆さんこんにちは、コバです。 今回のワークショップでは、人を判断することについて皆さんと一緒に考え

ワークショップ「所長所感」 - 第12回[20200622-0628]『知的複眼思考法』

今回の読書テーマは、少しとらえどころがなかったと言いますか、設定が難しかったかもしれないですね。課題図書の方法論そのものについての議論にした方が良かったかもしれません。いずれにせよ、主催者参加者共に、ありがとうございました。 さて、テーマに少しだけ触れておきましょう。 他人の意見を生産的に捉え直す。それを「批判的」思考ということで、本書の中では様々な「手続き」がたくさん挙げられています。正直な話、僕も若い頃この手の文章を読み漁った時期は、あったと思います。ただ、これもまた

【保存用ログ】ワークショップ第12回[20200622-0628]『知的複眼思考法』【読書会】

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ワークショップ第07回[20200518-0524]『世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学』【読書会】

この記事はコミュニティ内部向けの記事になります。ご了承ください。 どうもみなさん。今週のワークショップを担当するマッキーです。1週間よろしくお願いします。 始めるにあたって、今回のワークショップに対する私なりのスタンスや意図を明らかにしておいた方が円滑に進むと思いますので、まず先に述べさせていただきます。 私にとって本コミュニティのワークショップ自体、一種の“遊び”だと思っています。決して軽んじているわけではありません。糧を得るためでも、将来の実利を得るためでもなく、ただ

【保存用ログ】第01回[20200406-0412]『はじめての哲学的思考』

この記事はコミュニティ内部向けの記事になります。ご了承ください。 Slack内で実施されたワークショップのログを保管しております。 Slackの機能で使用された絵文字は削除されております。 新規のサークル参加もお待ちしております。 ↓↓↓↓ここから↓↓↓↓ ■0 にしむらもとい ワークショップ第一回、始めていきたいと思います。初日月曜日の20時までに記事を投稿して開始、ということになってますが、早めの時間から記事出しときます。とりあえず手探りな感じになろうかと思いますので

ワークショップ第03回[20200420-0426]『人間そっくり』【読書会】

この記事はコミュニティ内部向けの記事になります。ご了承ください。 今回選んだ書籍はこちら。 電子書籍版がなく、amazonには在庫もないようですので、hontoのリンクを貼っておきます。 さて、この安部公房という作家、いまの若い方に一体どれくらい認知されているんでしょうか。僕は厨二病をこじらせていた頃、気が狂うほど安部公房を読んでいました。いまとなっては、確かに古めかしさを随所に感じます。安部公房は、自身の作品の主人公と同様、袋小路に迷い込んでもはやどこに到達することも

ワークショップ第02回[20200413-0419]『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』【読書会】

この記事はコミュニティ内部向けの記事になります。ご了承ください。 今回、選んだ書籍はこちら。 望月新一先生が提唱している『宇宙際タイヒミューラー理論』 なんて厨二病心をくすぐるネーミングなのだろう。インターナショナルではなく、インターユニバース。そう、数学という抽象の枠組においては、国でもなく、世界でもなく、宇宙なのだ。 僕には、この理論の詳細を現時点で理解することは不可能です。ですが、以前から、望月先生のマインドについては触れてきました。なので、どちらかと言えば、マ