新入社員を迎える前にすべきこと
4月から迎える新入社員、不安なく組織の一員として社会人のスタートがきれるよう、着々と準備をされている時期かと思います。
新入社員研修を担当して約10年。様々な業界で研修をさせていただきました。
また、多くの研修担当者様、OJT担当者様とも、事前打ち合わせや研修報告でお話をさせていただく機会を得てきました。
新人に求めること
積極的なコミュニケーション
業種により求めておられる「積極性」や「コミュニケション」の捉え方に差はありますが、新入社員研修では「積極的にコミュニケーションを取れるようになってもらいたい」との要望が強いです。
新入社員は一人で仕事を進めることはできません。OJT担当者や職場の人の協力を得て仕事を身につけていきます。そのためには、社会人としての対人スキル（コミュニケーション）を身につけ、待ちの姿勢ではなく自ら働きかけていくことを強く求められています。
研修に求めること
研修プログラムで「ビジネスマナー」は今でも基本的知識としてのご要望は根強くあります。
挨拶、言葉遣い（敬語）、立居振舞、報連相、名刺交換など。
特に「挨拶」の重要性について伝えて欲しいという要望が多いと感じています。
職場に求めること
新入社員を受け入れる部署や、場合によっては職場全体にお願い（確認）をすることもあります。
「新人に求めるレベルのマナー、特に挨拶は職場で問題なく実践されていますか？」
新人研修後、「職場に馴染もう」「早く仕事を覚えたい」と学んだことを実践しようとしても、受け入れる職場や先輩たちが実践できていなければ、途端に新人は躊躇ってしまいます。結局、職場の雰囲気に合わせてしまうことになるのです。このような場面を、今まで多く見てきました。
受け入れる前に、受け入れる職場の状況を確認してみよう！
新人を受けれるための、大切な準備の一つだと思います。
現在は、新入社員＆OJT指導者ダブル育成研修に力を入れています。
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