個性分析をとり入れたコミュニケーション研修
【新しいプロフィール ご紹介4日目】
長編プロフィール紹介に、お付き合いいただきありがとうございます。
本日は、私が「救われた」個性分析をどのように研修に生かしているかのお話です。
是非!続きをお読みいただけると嬉しいです。
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個性分析をとり入れたコミュニケーション研修
では実際にどのように個性分析を、コミュニケーション研修にとり入れているのか、お話します。集合研修とは別に、一人一人と個別面談する時間を設け、個性分析を組み合わせているのです。
ここで私が気をつけているのは、あくまでも「中立な立場」でいること。それを面談する相手にも伝えます。というのも「完全に経営者寄り」だと思われてしまうと、正確なヒアリングができないからです。
「私の気持ちを分かってくださって、ありがとうございます」と、面談した方からよく言われます。泣き出す人も多いです。誰しも「人に分かってもらいたい」という気持ちは、あるのではないでしょうか。
「上司に言ってほしいことがあったら、私に言ってください」と伝えて、私から管理職の方に意向を伝えることもあります。
多くの経営者は、従業員の本当の悩みを知りません。従業員も「そこまで知ってもらわなくていい」と思いがちです。実はここが問題なのです。経営者がイメージしている問題と、実際の問題にズレが生じていることも多々あります。
個性によって、嬉しい褒め言葉は違う!
例えば「褒め方」一つとっても、人によって嬉しい言葉は異なります。大きく分けると、「事柄を大事にする人」と「感情を大事にする人」の2つのタイプがあります。
私は事柄を大事にするタイプなので、「説明を受けたい」と思います。一方、私とは逆で、感情で物事を判断するタイプの人も存在します。そういう人には、私のようなストレートな話し方は、冷たそうに聞こえたり、キツイ印象を持たれたりするのかもしれないなと、かつての自分を振り返って思います。
仕事の内容や成果などの事柄はほめられるけど、「よくがんばったね」の一言が言えない管理職の方も多いです。「以前より、〇〇ができるようになったね」と言われても、「がんばったね」と、感情を拾った一言がないと、モチベーションが上がらないタイプの人もいます。
その反対に「よくがんばってるね」と言われても、「具体的に何のことを言っているのかわからない」と感じる人もいます。プロセスを認められ、嬉しいと感じる人もいるわけです。
個性が違うと、ほめるポイントもズレて、上司と噛み合わないケースも多々あります。
「そのほめ方では、あの部下のモチベーションは上がらない」「こう言った方が、あの人には響く」と、管理職の方に伝え方のアドバイスをすることもあります。個性に合わせた伝え方をしないと、適切な指導をすることもできません。部下を指導し、人材を育成するためには、個性に合わせた適切な声掛けやほめ方(承認の仕方)が大切なのです。「もっとお互いのことを知ろう」とする風土がないと、会社組織として良くなっていきません。
個人分析を用いた研修は、自分を知り、お互いの悩みを伝えるきっかけにもなります。
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つづく
現在は、新入社員&OJT指導者ダブル育成研修に力を入れています。
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