夏休み自由研究ネタ:猛暑のオリンピック対策アイディア
暑いですね。この暑さでオリンピックをやるのはいかがなものか、という議論ができる時期は終わり、とうとう始まりました。
元々は招致委員会のウソ
東京でオリンピック開催を!と運動して開催を勝ち取った、招致委員会。
彼らの「立候補ファイル(日本語版)」のなかにある「2020年東京大会の理想的な日程」という項目の内容はこちら。
この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である
ウソですね。お前走ってみろ案件です。
大人は平気でウソをつく生き物ということがわかります。
子供たちは、こんな大人に負けないでください。
ウソからさらに暴走
ウソをついて開催が決まりました。でも、多くの人は、本当にこんな気候で大丈夫か?と心配になりました。
ウソはいけない、と思ってる大人も沢山います。
でも、決まったからには色々考えなきゃ、とウソをなんとかする暴走も始まります。
朝顔
気温は下がらない、とも書いてあります。
実際は朝晩の水やりも必要で、湿度も鉢植えからの蒸発で上がるでしょう。
困ったら精神的な解決、というのは最後の最後に取る手段。最初からこんな面白い案はいりません。
かぶる傘
またまた朝日新聞さんですが偶然でしょう。
何かの効果はあるでしょう。
そもそも効果と価格とスタイルが支持されれば、自然に流行ります。
釣りをする人は両手を開けたいので、このスタイルは元々ありました。
それが街中で見られないのは、それなりの理由があるのです。
政治家の皆さん、嬉しそうな笑顔です。
打ち水
江戸由来の、とありますが、人口密度も都市の排熱も舗装された地面も違う今、どれだけの効果があるのでしょう。
これも湿度を上げます。
他にも色々
冷却パックの配布、ミスト、センスを配る…
どれも個人でなんとかするやり方。
政府や組織は、個人では出来ない事をやるために大きな組織なのです。
こんな「おばあちゃんの知恵」みたいな事は、こっちで考えます。
負けるな子供たち
おとなになると、たくさんの「しがらみ」という、正しいことをできなくするやっかいこともたくさん出てきます。
みんなは、そんなものに負けず、自由にいろいろと考えてみることがひつようです。
もっと自由に「猛暑でもスポーツを快適にするアイデア」を
夏休みの自由研究に、猛暑でのスポーツ大会を開催できるようなアイデアを出してみるのはどうでしょう?
もし良いアイデアが出せれば、砂漠の国でもオリンピックができるかもしれません。
多くの国がオリンピック開催ができるようになれば、世界中の人が喜びます。
日本らしい「おもてなし」とは
日本という国はいろいろな特徴があります。
オリンピックの入場行進で話題なった
漫画の吹き出し
ゲーム音楽
などは、日本が誇る文化として世界中で認められています。
もう一つ、最近は他の国にも押されがちですが…
技術とアイデア
というのもまだまだポテンシャルはあります。
ビジネスにするのが遅くて下手なだけです。
夏休み自由研究テーマ「猛暑でのスポーツを快適にする研究」
この技術をいかして、精神的な涼しさではなく、本当の涼しさを実現できないでしょうか?
アイデアと実現方法とセットで考えれば、りっぱな研究になります。
でも、思いついただけではだめ。面白アイデアを出す大人と同じです。
どうやったら実現するか?もセットで考えることで、「研究」になります。
やり方も書いてみます。
(1)まずは自由にアイデアを出してみましょう。
暑い!ということは外さず、ここから考えます。
自由に暑さをなんとかするアイデアを、実際の競技を考えながら、出してみます。
ドラえもんの「ひみつ道具」も、結構参考になります。
無料イラストで有名な「いらすとや」さんのサイトで「冷却」と検索するだけでも色んな絵があります。
いろいろな発明のもとになるのは「こうなったらいいな」という願望。
それがあるから、個人でも快適に速く移動できる車が発明されたり、多くの人が海を越えて移動できる飛行機ができたり、ご飯があっという間に暖まる電子レンジが発明されたのです。
それが技術の進歩とともに実現しました。
人間の「こうなればいいのに」は、発明の第一歩でもあり、続ける原動力なのです。
(2)どういう仕組みでそれができるか考えよう
8月の東京に雪を沢山降らせれば、街は冷えるかもしれません。
ここまでは「こうなったらいいのにな」という願望とアイデア。
次は、「どうやって雪を降らせるか」も考えることで、「妄想」から「研究、発明」につながります。
それには、知らないことが沢山あります。研究者も知らないことがあるから、試したり調べたりするのです。
研究所も設備もないみなさんは、調べることができます。
ネットで「なるべく正確な」情報を探ってみることも、りっぱな研究の一つ。
(3)沢山考えよう
ひとつをじっくり、は最後にやること。
まずはたくさん考えましょう。
考えることで、より考えが出やすくなります。
温度を下げる、という言葉だけでも、いろいろな技術や製品があります。
家の中にも、クーラー、冷蔵庫、扇風機、冷却ジェル、アイスクリーム、などなど。
車もエンジンを冷やすために色々な工夫があります。これもネットで調べればたくさん情報が出てきます。
スポーツに応用するには、家庭用冷蔵庫だと、ちょっと頼りないところもあります。
もっと大きい規模のものはないでしょうか?
こんな感じに、
たくさん出す
応用を考える
ことができれば、自分の力にもなります。
(4)そんなの無理だ、とやめない
車のない時代に、車を考えてた人は、周囲から「馬鹿なこと考えてないで、馬車をもっと普及させようよ」と言われていたかもしれません。
でも、
こういう点が解決できれば
という「仮定」もおきながら、研究と開発を進めたから、クルマができたのです。
今の皆さんが使える技術は、あまり高度なものはありません。
でも、将来、そんな技術ができるかもしれませんし、あなたがそれを発明するかもしれません。
「こういう技術があれば」という仮定をしてもいいのです。
次のオリンピック委員会に提出しよう
どうやら夏にスポーツをする事はまだ続きそうです。
次のオリンピック委員会に、研究を届けてしまいましょう。
すごいことになるかもよ。
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