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視覚障害の友人 点字はみんな使えるんじゃないの?

大いなる誤解をしてた話です。

視覚に障害がある人はみんな点字を習得してると思ってました。

普及率は10%程度。日常利用してるのは30万人の全盲の方のうち、3万人強。。。

電子デバイスの普及…皆さんも

この状況を後押しするのは、スマホ、ノートPCの普及でしょう。

PCならスクリーンリーダー、スマホはボイスオーバー。スマホの設定を見てください。皆さんが持ってるマシンでも、文字が言葉になる設定があります。

途中で失明した人が点字を覚えるのは大変。今はこういったマシンに頼れる部分もあります。

それまでニュースを知りたくても、プッシュ型の時間が決まってる「放送」が頼り。ニュースの時間を覚えておいて、そこに合わせる。

でも、ネット型の情報はプル型。欲しい時に取り出せる。

なので、困った時のテレビ電話(映像を共有して、場所や色を教えてもらえる)が使えるスマホはもはやライフライン。

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点字ももちろんメリットある

電気いらない、通信いらない、という点では優れてます。

また、音声は時間が音声に委ねられ、あまり調整も簡単にできない。また、ちょっとした巻き戻しもテキストを読ませてる時にしにくい。

点字なら自分のスピードで読め、さらに読み直しも自由です。

私の友人は左右の指で同時読み、などをしてますが、これは達人のワザでしょう。

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905字
日々の生活で、障害のある方に接してる人は少ないと思います。 幸い様々な方と仕事で知り合い、様々な気付きがありました。その気づきを書いていきます。 一見雑に見えることも書きます。リアルな接触体験は、ヒューマニズムに溢れたものばかりではないのです。 そのため、少しだけ敷居を作らせていただきます。

様々な障害を持つ友人がいて、一緒に活動するだけで、様々な知見が得られます。無力を感じることも。 でも、少しでも自分の気づきを世の中にシェ…

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