シューカ

犬派です。ステージ4がん治療中の父と暮らしています/盲腸癌(切除済)→肝転移あり

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  • 自分の心境、将来に役立ちそうなこと

最近の記事

9/22(日)良く働いた日/胃腸の疲れ改善/秋っぽい風

今日はよく働いた。 疲れたので一刻も早く書き終えたい。 父の胃腸の疲れは改善した模様。 揚げ物やジャンクフード、ケーキ、好きなパン屋さんで買うハード系のパンなどに飢えてるらしい。この前行った和食やさんかパンケーキのおいしいカフェにも行きたいなど、アレも食べたいコレも食べたいと母に話していたが母は眉をひそめていた。 術前に体調を崩したら大変なので心配しているのだ。 食欲が戻って何よりだけど。 今日の夕食はまだボリューム抑えめだったので父には物足りなかったらしい。私も量は足

    • 9/21(土)父を守ることについて

      父が手術スケジュールの表や手術説明書を読んで、ため息を付いていた。今週の火曜日に病院で渡されたものの、バタバタしていてまだよく読んでいなかったのだ。 いざ腰を据えて読んでみるとシビアなことが書かれている。先月の大腸手術とは比べ物にならなくて、ついついため息が出てしまう。 前回の病院で父は不安を隠しきれないでいた。 自分の体がどうなるか不安だろうし、仕事のことや私たちのことだって頭をよぎっただろう。 父の不安は、隣に座る私の足に自分の足をコツコツと当て続けるという子どもみたい

      • 9/20(金)死ぬ寸前を想像してみる

        死ぬ寸前を想像してみる瞑想をやってみた。 想像というか、その状況に仮にだけれど実際に身をおく。 死ぬ前最後の5分間をリアルに過ごした。どういう状況で死ぬかわからないが、必ず人は死ぬ。 レマルクの「西部戦線異状なし」の「戦争は死に方が多様だ」という言葉を思い出す。(原文ママではない) 病気だって、人の数だけ症状がある。 父ががんになり、一時は本当に本当に死がすぐ近くにあった。 もちろんその緊張状態は今も継続中だが、突然がん宣告を受けたあの日々に比べれば遠ざかった。 食事の

        • 9/19(木)体を動かして初めて分かる/私の「薪」とはいったい

          私のヨガの先生はわりと厳しい。いや、厳しいというと語弊がある。キープ時間がそれなりに長く、少し複雑なポーズもやる。リラックスが目的ではなくて、自分の体の細かい感覚を探り意識を向けるためのヨガだ。 今日はたまたま筋力よりストレッチがテーマだったのでキツくなかったので助かった。今までヨガは楽しみで、やったことないポーズもできるだけ挑戦したいと思っていたけど、最近は自分の気力が保つか不、大丈夫かなぁと少しだけ身構えるようになってしまった。 片足で立ち続けるとか、太ももを目一杯使

        9/22(日)良く働いた日/胃腸の疲れ改善/秋っぽい風

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        • 自分の心境、将来に役立ちそうなこと
          10本

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          9/18(水)母の夜中の悲鳴/夏の疲れを感じる今日このごろ

          最近胃腸の調子が悪い。 夏の疲れのせいかもしれない。 きのうの夕飯がとどめだった。 別に大したものは食べていないのに、腹5分目くらいの量ですでに満腹。 私はどうも早食いの気がある。急いで食べてしまうのだ。特に朝食が良くない。朝起きて畑作業をしてそれから朝ごはんという流れになる。 準備ができたものから立ってかき込む有り様で、食べたらすぐに後片付けをして仕事へ、みたいな感じになる。 よくない。 とにかく今はゆっくり食べ、なるべく食休みをするように心がけている。 昔はそんなこ

          9/18(水)母の夜中の悲鳴/夏の疲れを感じる今日このごろ

          9/17(火)手術説明/空がきれい/怖がる父に/疲れ切った母

          今日は手術説明。 手術日は10.1に決まった。 「死」がちらつく。 それは今までずっといたし、今もいる。 目に入っていなかっただけで、ずっと側に腰掛けていた。 肝臓はぽつぽつと所々転移しているためきれいに切除することができないかもしれない。 手術説明では手術のリスクを説明されるため、正直全部聞き終わる頃には全て投げ出してしまいたいほど嫌になる。手術したらむしろしぬんじゃないかという気にさえなる。 先生の説明を全部聞いて、我々は言葉に詰まり意気消沈してしまった。最近長距離ウ

          9/17(火)手術説明/空がきれい/怖がる父に/疲れ切った母

          9/16(月)手術から一ヶ月/久しぶりのとんかつ/ありがとうと言われた

          とんかつは、「トンカツ」と書くより「とんかつ」と書くほうがとんかつらしいような気がする。 とんかつに限ってはなぜかひらがな表記の方がしっくり来る。 たぶん、評判のお店の暖簾や割り箸の袋にひらがなで「とんかつ○○」と書いてあるのを目にしているからかもしれない。 カタカナの「トンカツ○○」より「とんかつ○○」とひらがな表記のお店の方が美味しい気がする。持論ですけども。 今日は私は一ヶ月ぶりに揚げ物を食べた。 まぁ途中外食で中華を食べたから揚げ物を食べていないわけではない。でも

          9/16(月)手術から一ヶ月/久しぶりのとんかつ/ありがとうと言われた

          9/15(日)畑から東の空を眺める

          朝、毎日畑に出る。 あまりにも朝が早い日は別だが、たいてい毎朝畑に出る。畑と言ってもそこまで大きくない。夏、自家消費用の野菜を育てるのにちょうどいい規模だ。 トマト、ナス、きゅうり、枝豆、空芯菜、とうもろこし、人参。夏の時期に食卓には並ぶ野菜は、畑からすぐ台所へ。産地直送すぎるでしょう。 大体は下か前を向いて作業しているが、ふと上を見上げることがある。 東の空から太陽が差す。すると青空の青が濃くなる。 8月の半ばごろからトンボがたくさん飛び始めた。見回すとあちらこちらで気持

          9/15(日)畑から東の空を眺める

          9/14(土)不仲であればあるほど

          水と油。 父方の祖父母のことだ。2人揃って齢90を超えるにも関わらず、いまだに仲が悪い。 お互い歳の割にはとても元気で頭もまあしっかりして2人で長生きして暮らしている。理想的に見える夫婦にひとつだけ欠点があるとすれば「仲が悪いこと」なのである。 世の中の夫婦の数だけ夫婦の在り方はあるのだと思う。それにしたってこの2人はなんで一緒になったのかなと思うほど気が合わないまま夫婦を長いことしている。結婚して70年近くになるのに歩調はまるで合っていない。 お互いほんの何気ない一言が

          9/14(土)不仲であればあるほど

          9/13(金)父は元気/母は落ち込みがち/だいぶ落ち着いた

          私はだいぶ落ち着いた。 異常な眠さも収まり、こまごま動けるようになった。あと、ブヨと蚊に刺された。痒いような痛いような。左腕だけが厄介事を抱えている。 母はちょっと今日ナーバスなことがあったらしく、ずいぶん暗い顔で帰ってきた。 私はそういう人が近くにいると一緒に悲しくなってしまうというか暗い気持ちになってしまう。こういう性格、なんか名前があるんすよね?なんだったっけ。まぁいいや。 とにかくうっかりしてたりぼーっとしてたり不安定なときには特にもらいやすい。改めて自覚した次第で

          9/13(金)父は元気/母は落ち込みがち/だいぶ落ち着いた

          9/12(木)よい値段の昼食/美味しさについて/1週間ぶりのヨガはいかに

          今日は少し遠出をして美味しい昼食を食べに両親と出かけた。 食事制限がある中で許されるもの、それは和食である。 焼き魚とか煮魚あたりなら障らないだろうとGoogleマップで定食屋をしらみつぶしに探し回り、ようやく評判の良い店を見つけた。 父は焼きサバ、母は海鮮丼、私はお刺身定食を選んだ。お魚、小鉢、お味噌汁(アラで出汁を取っている)、でてくるものは評判通りどれもこれも美味しく、かなり満足。 父は食べっぷりもかなり良く、美味しいといっていたので良かった。チェーン店のサバの塩焼き

          9/12(木)よい値段の昼食/美味しさについて/1週間ぶりのヨガはいかに

          9/11(水)5月から一ヶ月を振り返る/父の様子/寝ても寝ても眠い

          父はようやく体重が増えてきた。 入院してから減った体重を食事制限がある中で戻していくのは難しい。実際、病院の先生も頭を悩ますところである。 とは言いつつ、食事も徐々に戻していって良いと言われているので、昨日からノンアルコールビール、つまり炭酸を再開した。 少しは暑気払いできたかな。 お酒が好きな父にとって禁酒はなかなか辛いとは思うけれど、幸い隠れて飲むような性格でない。ルールはきちんと守るタイプでよかったねと母とも話した。コレが父方の祖父だったら「ちょっとくらい良いんじゃね

          9/11(水)5月から一ヶ月を振り返る/父の様子/寝ても寝ても眠い

          9/10(火)いとをかしなもの

          足裏をマッサージすると気持ちが良い。 体がぽかぽか。足つぼ、ね。 朝に夕に、トンボが空をゆきつ戻りつ飛んでいるのは秋らしくて幸せな気分になる。 茶葉で淹れた紅茶。 ずっと飲みたいとその味を思い出しては懐かしんでいるが、残暑厳しく熱いお茶を飲む気になれない。15時になると願望だけが空っぽの湯のみに見える。 昭和元禄落語心中。 好きな漫画。色気とミステリアスさと面白さ、すべて詰まっている。 いとをかしではないもの。 車の運転。特に駐車。 ナデシコを食い荒らすウリハムシ。

          9/10(火)いとをかしなもの

          9/9(月)父は診察

          父の診察の日。術後初めて執刀医の先生とお会いした。 私は同行できなかったのだが、両親から聞いた話によると、 •切ってみたら実際は盲腸癌だった(上行結腸癌ではなかった) •リンパ節への転移はなかった(全部きれいに取ったとのこと) •肝臓には血流に乗って転移した 今日のハイライトはこんなところか。 父は帰ってきてから庭仕事に精を出していた。 暑いのによくだな。。 次の手術までに体力をつけなければいけないのもある。それをやろうという気力があって本当に何より。 母も心配だからと

          9/9(月)父は診察

          9/8(日)いるだけで励まされる気がする

          おばの作ってくれたカレーが美味しかった。 最近食べたものの中で一番おいしかった。  エビとナスのカレー。  ビリヤニも解凍して食べた。 いつもビリヤニはみんなでシェアするけど今日はナンがあったのでみんなの意識はナンにいった。 だから私はビリヤニを心ゆくまでいっぱい食べられて嬉しかった。 母が、たぶんおばに何か言ったんじゃないかと思う。私の様子が最近変だから。 (私もそれについては自分でも困っている) 部屋に入ったとき妙に私の顔をじっと見ていたから。 おばもいろいろ気を遣

          9/8(日)いるだけで励まされる気がする

          9/7(土)涙が出るのは月のせい

          昔、とある集まりで女性がひとりさめざめと泣き出した。 話を聞くと、介護や家族のことで大変らしかった。 でもその人は「月のせいね」と言いながらずっと泣いていた。月のせいというのはたぶん満月とか新月のことだ。笑顔を作ろうとしても涙が溢れてきていた。 でもその人にとって介護や家族のことは涙の理由にならないらしかった。 周りの人はやんわりと月のせいではないよと伝えていたが、本人は月のせいだと言って聞かなかった。  沈黙。 見ず知らずの人たちの集まりだったからそれ以上深追いもで

          9/7(土)涙が出るのは月のせい