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2018年J1第3節 川崎フロンターレ対ガンバ大阪 プレビュー「攻撃に問題を抱えている両チームの対戦」

2018年J1第3節、川崎フロンターレの対戦相手はガンバ大阪です。まずは、Football-Labのデータを元に、ガンバ大阪のデータから分かる特徴を紹介したいと思います。

対象は2018年のデータを対象にしております。2試合のデータなので、サンプルとしては少ないので、参考までに読んで頂けると幸いです。

プレビューで紹介する「2つの指標」

初めてこのプレビューを読んだ方向けに説明させて頂くと、僕のプレビューでは2つの指標を元にチームの特徴を分析しています。(今シーズン2回目なので、念のため。ご存じの方は読み飛ばして頂けたら幸いです。)

1つ目は、「チャンス構築率」。これは、シュート数を攻撃回数で割った指標で、1回の攻撃でどのくらいの確率でシュートチャンスを作れるかを把握するためのデータです。このデータから、チームのビルドアップ(攻撃の開始からシュートチャンスを作るまで)の特徴を把握することが出来ます。

2つ目は、「シュート決定率」。これは、得点数をシュート数で割った指標で、何本シュートを打てば得点を奪えるのか、把握することが出来ます。

2つの指標ともに、10%を目安にしています。守備では「被シュート構築率」「被シュート決定率」という指標に着目することで、シュートチャンスを作らせない守備がどのくらい出来ているのか、得点を奪われない守備が出来ているのかを把握することが出来ます。

シュートチャンスが作り出せていないガンバ大阪

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