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中国でのトレラン事故のについて思うこと

5月22日 中国北西部でランニングの大会で21人の方がなくなったのはご存知でしょうか?

BBCのこのニュースに関する記事を貼らせていただきました。

事故の概要

5/22に中国・甘粛省で行われた100キロのロングトレイルランの大会の20-30キロ付近で天気が急転。気温が急激に下がり、雹が振り、強風が吹くような状況となったらしい。

多くの参加者は軽装で、気温が0度近くまで下がったこともあり低体温症でなくなったとされている。

亡くなった方の中には2019年に日本最高峰の大会UTMFで準優勝した選手も含まれている。


今回のレースで上位6名の中で唯一、命をとりとめた張小濤によると

スタート直前から風が強く、スタート後に山から下った時にはすでに雨風が強く、今回の事故が起きた登りを進むにつれてさらに強くなり、転倒して体のコントロールを失い、GPS端末のSOSボタンを押したのを最後に2時間40分も意識を失っていたといいます。その後、羊の放牧をしていた男性に介抱されて命を失わずに済んだ。

このようにインタビューで答えています。完全なる低体温症ですね。この方も羊の放牧をしていた方がたまたま見つけてくれて命が助かったという形ですね。


参加者172名
救助者151名(8名が軽症)
死者21人


思うこと

これは本当にボク個人の意見です。

死ぬのはもうしょうがないと思う。そりゃ天気がそれだけ悪くなったら低体温なるだろうし、遭難して見つからなかったらそのまま死ぬでしょと。

トレランやっている以上死ぬ覚悟、どこかで死ぬなという覚悟はないとだめだと思う。

だから、いろいろな事態を予想して準備をしないといけない。



一歩踏み外したら崖から落ちて死ぬ。熊に襲われて死ぬ。
山は恐いもの。


死が確実に近い。


山ってこの漢字が一番しっくり来ると思っていまして、

恐れ多いこと。もったいないこと。多く「あなかしこ」の形で用いられる。
うやまい、かしこまる。


山って本当に尊いものだと思います。

生命が生まれる場所。死ぬ場所。


この前三嶺山から剣山まで縦走してきました。
そこで見たのは、元気に走り回る鹿。親子の猿。

そして、自分よりも体重もあるだろう鹿の死体。小動物の死体。

僕も一度足を踏み外しまして、ヒヤッとしました。


生き死にが近い。

だからこそ、生きてるって素晴らしいと感じることができますね。





だから僕はまた山に登ります。