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【新NISAで購入可能】投資初心者の為の株式や投資信託、ETFの仕組みを徹底ガイド

今回は一般的な投資商品である「株式」や「投資信託」「ETF」などの商品の内容を噛み砕いて説明していきたいと思う。

前回は新NISAのファーストステップとして最適な証券会社や口座開設の流れを解説した。もし、その辺りを確認したい方はこちらからどうぞ。

僕の新NISA関連の記事を読んでもらいたい対象は下記のような方々を想定している。

・投資をしたことがない人
・投資に興味はあるがよく分からない人
・投資なんて不要だと考えている人

文字量が多いので一字一句読んでもらわなくても、太字部分と図解だけでも流し読みしてもらえれば大体の大枠は把握できる形にしているのでサラッと見てもらえると嬉しい。

まずはこの記事の結論から、

基本的な投資商品を知っておくことは
新NISAに限らず資産運用において必ず役立つので理解を深めておこう。

それでは、解説を始めていこう。


新NISAの投資枠と購入可能商品

まずは新NISAで商品を購入できる投資枠についておさらいしておきたい。購入できる枠は「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2種類がある。

成長投資枠

・成長投資枠は年間投資上限額が240万円
・積立や一括投資が金額で投資が可能
・対象商品は「株式」や「投資信託」「ETF(上場投資信託)」

つみたて投資枠

・つみたて投資枠は年間投資上限額が120万円
・毎月積立で投資が可能
・対象商品は金融庁が定めた一定の基準を満たした「投資信託」

投資枠と投資可能な商品

投資枠と購入可能な商品カテゴリをまとめるとこのようになる。

つみたて投資枠は長期的な積立と分散投資に適した一定の条件を満たした投資信託を購入することが可能。現行のつみたてNISA対象商品と同様のラインナップになっている。一方で、成長投資枠は国内外の株式や投資信託が購入できる。こちらも現行の一般NISAとほぼ同様なラインナップだが一部は対象外となっているようだ。

ここでは新NISAには投資枠が2種類あって、それぞれの投資枠で購入できる商品が異なることが分かっていればOK。それぞれがどのような商品なのかを解説していこう。

株式や投資信託、ETFの仕組みとは?

国内や外国などの違いはあれど、新NISAで投資ができる対象はシンプルに分類すると「株式(国内・外国)」「投資信託(通称:投信)」「ETF(国内・海外)」の3つに区分できる。一つひとつ見ていこう。

株式(国内・外国)とは

株式投資は最もポピュラーな投資だろう。投資家は投資する会社の株式を購入して保有することで、その会社の所有者の一部となり、投資した会社が利益や成果を出した際に配当金を得られる仕組みだ。株式は国内の企業も外国の企業も購入できる。

具体的な商品名・銘柄
トヨタ自動車株式会社、ソフトバンクグループ株式会社、Apple Inc.、Microsoft Corporation、Amazon.com, Inc.など

投資信託とは

投資信託は投資家から集めた資金をプロのファンドマネージャーが運用して運用成果から分配金を得られる仕組み。国内外の株式や債券、不動産など多様な金融商品に投資をしてリスク分散を図りながら資産の増加を目指す商品だ。

具体的な商品名・銘柄
eMAXIS Slim全世界株式、eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドなど

ETF(国内・海外)とは

ETFはExchange Traded Fundの頭文字を取ったもので、日本語で「上場投資信託」という。書いて字の如く、上場している投資信託で、取引所で取引される投資信託の一種だ。

日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、S&P500等といった株価指数と連動されるように運用されている。一般的な投資信託と異なる点はETFは個別の株式と同様に証券会社を通じて取引所でリアルタイムで売買が可能。さらに手数料も低いのがETFのポイント。

投資信託とETFの違いが混乱しがちだが、投資信託は非上場でETFは上場していると覚えておけば良い。

具体的な商品名
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)、上場インデックスファンド225、MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信など

商品ごとのリスクとリターン

商品を把握できたところで、どのように投資するのかにも触れておきたい。投資を行う際、リスクとリターンのバランスを考慮することは極めて重要だ。商品にはそれぞれ異なるリスクとリターンの特性がある。

この図はリスクとリターンにおいて、一般的に捉えられているイメージをプロットしたもの。全くこの通りのリスクやリターンが発生するわけではないので、あくまでイメージを捉えてもらえればと思う。

これらの商品特性を十分に理解した上で、投資目的やリスク許容度に応じて複数の商品を組み合わせる「ポートフォリオ」を構築することが大切だ、

一部の株式に集中的に投資した場合、その企業の業績が悪く株価が下がった際に自身の資産も大きく目減りしてしまう。そういったケースを回避するためにも、投資信託などをリスク分散されている商品を活用しておくことが肝要。

ポートフォリオの基本的な考え方はリスクの分散とリターンの最適化を図ること。手堅くリターンが見込める資産運用の実現を目指そう。

まとめ

新NISAで購入できる商品の仕組みについて解説した。基本的な投資商品を理解しておくことは、新NISAに限らず資産運用においては役立つはずだ。

新NISAの開始を目前に、SBI証券や楽天証券が「国内株式」「米国株式」「海外ETF」の売買手数料が無料に変更すると発表した。この無料化により期間限定的かもしれないが、投資家のリスクはさらに下がったと思う。投資を始める良いタイミングなのは間違いないだろう。


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僕は今まで資産形成をして2,000万円ほどの資産を築くことができた。今後は新NISA枠1,800万円の夫婦二人分である3,600万円の投資枠を5年間で埋めて、長期的に保有しながら1億円を作ろうとしている。

そして仕事もサイドFIRE的に行いながら、1億円から得られる配当収入で世界196ヵ国を巡る夢を実現する。叶えたい夢やライフスタイルを実現する為に、これからも積極的に資産形成に取り組んでいきたいと思っている。


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