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【新NISAに最適な証券会社とは】口座開設に向けた重要ポイントをわかりやすく解説

10月に入ってから新NISAの話題が一層多くなった。今月から新NISAの金融機関変更の受付が開始されたからだ。

前回は新NISA制度を解説した。制度について理解したい方はこちらを見てもらえると大枠を掴めると思うので、ぜひ読んでもらえればと思う。

僕の新NISA関連の記事を読んでもらいたい対象は下記のような方々を想定している。

・投資をしたことがない人
・投資に興味はあるがよく分からない人
・投資なんて不要だと考えている人

文字量が多いので一字一句読んでもらわなくても、太字部分と図解だけでも流し読みしてもらえれば大体の大枠は把握できる形にしているのでサラッと見てもらえると嬉しい。

まずはこの記事の結論から、

2023年10月〜12月の期間は来年から始まる新NISAの助走期間と捉えて、証券口座開設やクレジットカードの発行などの準備を進めておこう。

それでは、解説を始めていこう。

新NISAに必要な証券口座とは

新NISAを始めるには証券会社で口座を開設することが必要になる。まずはその証券会社について理解しておこう。

そもそも証券会社は何をする会社なのか

証券会社はお金の「交換所」のようなものをイメージして欲しい。普段利用しているお店で商品を買ったりするのと同じように、お金を使って株や債券という「金融の商品」を証券会社で売買できる。

金融商品売買の仲介が証券会社の主な役割だ。具体的には、株式や債券の売買仲介、新規公開株(IPO)の主幹事業務、資産運用アドバイス、M&Aアドバイザリーなども行っている。

店舗型証券とネット証券の違いや特徴

店舗型証券は名前の通り「店舗」が存在し、そこに行って直接スタッフと対面して話をしながら取引を行うことができる。初心者や不安を感じる人には直接質問をしたり、アドバイスを受けたりすることができるので安心だ。

ただし、営業時間や手数料などネット証券と比べるとデメリットになる部分もあることを認識しておこう。

一方、ネット証券はインターネットを通じて取引を行う形式。店舗に出向く必要がなく、自宅や外出先からでもスマホやパソコンを使って簡単に取引ができる。

また、手数料が安く設定されていることが多いので、コストを抑えたい人には向いている。

正直、ネット証券の台頭で店舗型証券を選ぶメリットは年々なくなってきている。投資において特に重要な手数料においてはネット証券に軍配が上がる。

新NISAを始めたいと思ったらネット証券で口座開設すると覚えておけば間違いないだろう。

新NISAで利用できるネット証券会社の比較

ネット証券会社はいくつかあるが、どの証券会社にするかの選定にはあまり悩まないで良い。大手ネット証券の中でSBI証券と楽天証券が他を圧倒するほど突出した強さがあるので、この2社から選定すれば問題はない。

ネット証券会社の口座数の推移をまとめた表がこちら。

証券会社選びの6つのチェック項目

上記の表にも登場していない証券会社も含めて検討している場合は、下記の6項目をしっかりと検証しよう。★の項目は特に重要視してもらいたいポイントだ。

  • ★実績と信頼性 証券会社としての信頼と実績の有無

  • ★サービスの充実 商品ラインナップや手数料などのサービス品質

  • ★ポイント付与率 クレカ積立の付与率・投資信託保有ポイント

  • システムの利便性 システムの安定性やツールの使いやすさ

  • 口コミ・レビュー 利用者の生の声や定量的な評価

  • 情報提供 投資情報発信や有益なウェビナーなど

「手数料」と「ポイント付与率」をチェック

新NISAは一生涯付き合える制度なので、長期間の資産運用になると微々たる手数料の差分も長期的な視野で見ると大きなものになる。

さらに、クレジットカードで積立をするともらえるクレカ積立のポイント還元率にもこだわりたいところ。各証券会社に魅力的なポイントサービスがあるので、証券会社と連携しているクレジットカード発行の検討も今のうちに進めておこう。

詐欺などの被害に注意

新NISAの開始につれて、詐欺などの犯罪も増えることが予想される。投資を始めようとする人が多い時こそ、様々な手口の詐欺が横行するだろう。大切な資産を守るためにも口座開設する証券会社は慎重に検討しよう。

新NISAから投資を始める人に至っては、SBIや楽天などの大手証券会社に口座開設をオススメだ。くれぐれも、新NISA口座開設代行などの胡散臭い話に乗らないようにご注意を。

最大手SBI証券の口座開設スケジュール

最大手のSBI証券の口座開設スケジュールをまとめた。現在SBIにNISA口座を持っている方を除き、2024年1月1日から新NISA口座を開設するには2023年からアクションが必要になる。

年末になって駆け込み需要増加も踏まえると今の内から、じっくり検討を進めておいた方が良いだろう。

2023年からアクションが必要なのはSBI証券だけの話ではない。時間がある時に楽天証券やマネックスなどの他の証券会社も見て違いを把握して証券会社の選定を進めておこう。

まとめ

これから年末にかけて新NISAはどんどん盛り上がっていく。

今はまだ「投資を始める機会」と思えなくても、「投資を検討する機会」や「将来設計を考えてみる機会」としてみてはどうだろうか。

投資や資産形成をした方が良い理由については、こちらの記事を読んでみて欲しい。

僕は今まで資産形成をして2,000万円ほどの資産を築くことができた。今後は新NISA枠1,800万円の夫婦二人分である3,600万円の投資枠を5年間で埋めて、長期的に保有しながら1億円を作ろうとしている。

そして仕事もサイドFIRE的に行いながら、1億円から得られる配当収入で世界196ヵ国を巡る夢を実現する。叶えたい夢やライフスタイルを実現する為に、これからも積極的に資産形成に取り組んでいきたいと思っている。


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