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自由度が高いはストレス?(diary190)

こんばんは!丹路です。
本日は日曜日の投稿です。

急に寒くなってきましたね。
風も冷たく、本格的に冬到来って感じです。
もう少し秋らしい天気が長引いても良かったんじゃないかなと思いつつ、こたつの準備を始めました。
朝起きることが辛くなる季節ですが、元気よく1日を迎えられるよう体調も整えていきましょう。

さて、本日のnoteは”自由度が高いはストレス?”です。

みなさんは「ルール」と聞いて、直感的にどう感じるでしょうか?
「窮屈た」「めんどくさい」など、ネガティブな印象を持たれる方が多いのかなと思います。

しかし、実際はルールがあるからこそ、伸び伸びと行動することができます。

例えば学校の課題などは分かりやすいかもしれません。
A:何でもいいから自由に課題を決めて提出してください!
B:体の仕組みについて提出してください!

自由度が高い指示は当然Aです。
しかし、多くの人にとって取り組みやすい指示はBになります。

Aは考える範囲が広すぎるため「本当にこれで良いのだろうか?」といった、余計な心配をしてしまい、ストレスを感じてしまうからです。
(ちなみに、Aの方が楽だ、という人もいます。この場合、しっかりと取り組んだ背景を自分ごとで設定できる人はそこまでストレスにならないかもです)

採用でも多くあります。
A:応募数〜入社数が分かる資料作っておいて
B:応募数〜入社数の歩留まりと、日次で集計できるようにスプレッドシートで作っておいて

などなど。
Bの方が取り組みやすいですよね。指示もイメージできますし(これだけではイメージできない、という人も一定数いますが)何が知りたいのかもイメージできます。
Aの場合は「どのような資料ですか?」「何を知りたい資料なんですか?」と、質問をする工数やストレス(考える)が発生します。

自由度が高い組織、チームにおいて、自由度が高すぎるために「空気の読み合い」や「顔色をうかがう」などがいろんなところで発生します。
メンバーは「何をやるべきか?」に意識が向いてしまい、作業への集中力が下がってまうのです。
そのため、組織のマネジメントにおいて、リーダーがまずやるべきことは、「ルールを決める」ことだと思います。
会議の報告にしろ、依頼ごとにしろ、何をもとにして行うのかを決めていれば、部下は迷わないのです。

これを実施する際、よく陥ることは「組織を細分化すれば上記のような形にできるだろう」です。
メンバーが実施するのは「タスク」のため、組織を細分化することでやりやすくなるわけではありません。
必ず上司がついてフォローする状況にある、と部下がタスクを実施する動きは無関係に近いのです。

1名の上司に対して部下が数十名いつつ、常にバタバタしてしまっている状況でも、ルールが明確にあって部下のやるべきことが明確にわかれば、部下のストレスもかかりません。
逆に、1名の上司に対して部下が2名、組織もかなり細分化されているのに「これやっといて」「これ作っておいて」など、指示も曖昧でどような完成形が見えない指示は部下はとても悩むしストレスがかかるのです。

自由度が高くても、自分で咀嚼して行動できる人もいますが、そういう人はそんな多くいません。
部下を正しく指導し、成長曲線に乗せることが、組織の成長にもつながるかなと思います。

また来週!!

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