見出し画像

2017年11月、福島。まどか保育園

双葉公民館、なみえタクシーなどを見つつ移動し、まどか保育園へ。崩壊寸前のお寺を横目に、ドキンちゃんと食パンマンを写真に収め、敷地内に入ります。

画像1

画像2

福島県水難救済会支援自販機

画像3

お邪魔します

画像4

敷地内に入り線量計を出すと、いきなり2.78μSv/hという数字が表示されました。

画像5

園庭

画像6

画像7

放置されたカバンの数々

画像8

ここでも時計は14時46分で止まっていた

画像9

線量計の数値は上がり続ける

画像10

画像11

震災直後の混乱が目に見えるようだ

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

倒れたままのバスケットボールのゴール

画像18

イノシシが掘りまくった地面

画像19

この地に子供達の遊ぶ姿が戻る日は来るのだろうか

画像20

その後も数値は上がり続け、最終的に線量は4.06μSv/hを記録した。

画像21

ここは6号線から少し裏に入っただけの場所。そんなところに、これだけ高線量の場所があることは、覚悟はしていましたが驚きました。双葉に何度も来ているNさんやOさんによれば、これでもまだ下がった方だと言います。

最近開通した国道114号沿いにも、数十μSv/hのホットスポットがあることが知られています。放射線は目に見えないものだし、こうして常時高線量の場所にいると感覚も麻痺してしまいますが、冷静に振り返ってみれば、とても恐ろしいことだと思います。一般人が立ち入れないような場所が普通にそこらじゅうにあるわけですから。

圧倒されたまま、双葉町の町なかへと移動し、少し歩きます。

画像22

<続く>


サポートしていただけると大変ありがたいです。いただいたサポートは今後の取材活動や制作活動等に使わせていただきます。よろしくお願いします!