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2020年6月福島取材⑩/休校

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<続き>

詳細な取材レポートをあげたいところですが、如何せん個展準備と絵本制作で忙しくてそこまで手が回らない。そんなわけで、もう4ヶ月前ですが、写真だけでも掲載しようと思います。

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今回は、県道35号(山麓線)から常磐道を大熊IC付近で横切り町なかへ、そして福島県立双葉翔陽高校へと向かう。印象的だったのは、常磐道近くの耕作地を耕していた母子と思われる2人、そして2017年3月を以て休校となった高校だった。

ここは特定復興再生拠点区域で、母子と思われる二人が耕していたのは家庭菜園もしくは花を植えるためであろうと思うが、「汚染された」と言われる土地でも耕す人々がいることに、是非は別にして、胸にくるものがあった。

そして高校。雑草の生えた校庭、倒れた木、窓から見える倒れたままの下駄箱。切ない風景がそこかしこに広がっていた。そしてこれは震災の年の風景ではなく、震災から9年3ヶ月を経た風景であるということが、尚更切なさを誘う。

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真っ青な空と鉄塔。正面に見える土地は、実証実験用に土をひっくり返したのだろうか。

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当然のことながら誰もいない。

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解体工事は進む。

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福島県立双葉翔陽高校。

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正門から入る。

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校庭は雑草に覆われている。時期が時期なら、中に入るのが躊躇われただろう。

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2017年3月、休校。

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なぜか放置された靴。

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巨大な倒木。

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下駄箱が倒れたままだ。

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製図室。ここは元は農業高校だったが、校名を変えた後は様々な技術を学べる学校だったのかもしれない。

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いずれは「放射性廃棄物」として廃棄されるだろう。

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双葉翔陽高校を後にする。

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解体され、フレコンバッグに詰められ、「放射性廃棄物」として捨てられる。

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大野小学校を目指すが、学校前にはマイクロバス。人目が気になって、今回は行くことを諦めた。

<続く>


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