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2017年11月、福島。双葉高校

双葉の町なかを見たあとは双葉高校へ。

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全国高校柔道選手権、女子個人出場予定だった大和田さんは今どうしてるだろうか。

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部室

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バスケ部

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サッカー部

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荒廃した校庭

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町なかでは常に放射線量は1〜2μSv/hありました。しかし双葉高校では、以前フレコンバッグの仮置場になっていたためかしっかり除染されており、校庭の放射線量は0.3μSv/h程度でした。

…と言っても、0.3とて我が家のあるさいたま市では目にすることのない数値で、感覚はもはや完全に麻痺しています。

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あの時のままのスコアボード

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イノシシかシカ?

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タヌキ?

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立派な茶室

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放置された校舎、部室、雑草の生えた校庭、野生動物の足跡。そのどれもが言いようのない寂しい感情を想い起こさせる。いつかこの街に人影が戻ってくることはあるのだろうか。

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帰還困難区域を出ます。

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言いようのない感情に包まれたままゲートを抜け、朝行ったスクリーニング場へ戻りました。時間は14時近く。あっという間の5時間のようでもあり、とても長い5時間にも感じました。

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<続く>


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