2016年NYの旅最終日
7月17日(日)
帰国の日。JFKを940発に乗るため、午前3時に起きる。とても眠い。ルーカスが送ってくれると言うが、遅刻しそうな気もする。
眠気でグラグラしながら昨日の日記をつけ、シャワーを浴び、準備をして、午前5時40分過ぎにフロントへ行き、Tさんとともにチェックアウト。
朝焼けのチャイナタウン。
AM6時にルーカスが来るはずだが、なかなかやって来ない。メッセージを送ると、「Little late」というので15分くらいかと思ったら50分遅れてきた(笑
1時間遅れでホテルを出発する。余裕を持って起きておいてよかった。
イエローキャブではなく、ルーカスが個人タクシーをチャーターしてくれた。
運転手はアフリカ、ベナン出身だという。運転手とルーカスの2人で会話がやたら盛り上がる。ネイティブな英語でないせいか、比較的聞き取りやすい。頑張って会話に加わろうとするw
さらばマンハッタン。
タクシー代はルーカスが奢ってくれた。とてもありがたい。
空港へチェックインを済ます間、Tさんとルーカスはカフェへ。少し遅れて僕も向かい、少しの間会話を交わす。ホラー漫画が好きというので、
「Do you know Japanese new movie, “I am a Hero.” ?
Viorence, Horror, Action. Based on famous comics.」
と尋ねると、よく知らないようだったが、iPodでアクセスしトレイラーを見せると喜んでいた。8時20分過ぎ、そろそろ搭乗手続きということで記念写真を撮影、握手とハグを交わし、2人と別れる。
芸能人ならここで泣くんだろうが、そういった感情はほとんどなかった(笑
でも少し寂しい。10日というのは、「慣れてきた頃に帰る」という表現が最も正しいかもしれない。
出国手続きでは手荷物が少し引っかかったようで、X線検査を改めて行う。少し焦った。その後ゲートに向かい、途中のブランド店で母親と奥さんにお土産を購入。散財するw
帰りの飛行機は2人掛け通路側。しかし隣がキャンセルなのか空いていて、とても楽だった。助かった。14時間のフライト予定。
出発。
さらばアメリカ。ツアーでない海外旅行は初めてだったけど、スリリングで楽しかった。すごく疲れたけど、もっといたい。
1人だが遠慮なくワインをいただく。行きの飛行機では一睡も出来なかったので、帰りは酔ってでも寝ようと考えて。
帰りの飛行機は追い風の気流が激しく、けっこう揺れて焦った。
今どこを飛んでるかを見るのは楽しい。不思議な感覚だ。
機内食。スカンジナビア航空よりは美味いけど、でもやっぱエコノミーじゃ窮屈でね。
行きと同様帰りも一睡も出来ず、レヴェナント、オデッセイ、スポットライトと3本も映画を見てしまった。
日本に着く直前の機内食…お粥?
日本が見えてきた…
成田には予定より2時間も近く早くつきました。
…帰ってきてしまった。
・・・
今回の旅で目に見える結果と言われるとまだわかりません。
しかしこの10日間はとても刺激的で、一生忘れることはないように思います。
作品にどう生かしていくか、その点ではまさに今後の自分次第です。
人という意味では、ナッチことナディア・アッカーマンさんとはつい先日Loftのイベントで再会することが出来ました。アーロン・パークスとも何度かメッセージのやり取りをしています。ルーカス・ビアンキとは頻繁に連絡をとっていて、11月の個展では日本で再会出来ると思います。少ないですが、今回の旅で得た人脈もいつか生きてくる日がくればと思います。来年もまた行きたいと強く思いました(実際に行けるかどうかは別にしてw)。
まずは目の前の11月の個展に向け、日々邁進していきます。
最後に、今回NYに誘っていただき、道中、言葉の問題等様々な面でサポートしてくれたTさんにこの場を借りて改めて感謝したいと思います。ありがとうございました。
11月のゆう画廊でのダブル個展、頑張りましょう。よろしくお願いします。
ルーカス、アーロン、Tさんとインド料理屋にて。
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