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東京新聞連載『見えない放射能を描く』⑩(最終回)
ふくしまの10年 見えない放射能を描く
⑩(最終回)リスクだけが残される
『太陽の光さえ奪われて』
紙面は以下になります。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30156668/picture_pc_6ea0e39c6aa9dc3fee1635eafed7c3aa.jpg?width=1200)
過去にレポートでも触れましたが、この浪江町酒井地区〜谷津田地区に跨る広大な太陽光パネルの数々は、墓地さえも囲みながら今も拡張を続けています。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30156790/picture_pc_78f99ccff43d1a1f90bee36f38f4300f.jpg?width=1200)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30156800/picture_pc_18a875f98217973789d3e1942d921637.jpg?width=1200)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30156812/picture_pc_1f9ab8f77fedcf8f4e76c9cf52877dee.jpg?width=1200)
ここで作られた電気は、全て首都圏に送られます。
震災前、福島第一原発で作られた電気は全て東京電力のものでした。東北電力の管内だった福島県では全く使われていません。原発が出来たことによって福島県民(特に相双地域)は恩恵を受けてきたと話す人もいますが、それは労働の対価でありリスクに対する当然の対価です。福島県民を加害者であるかのようにいう人たちもいますが、それは明確に間違いであると僕は断言します。
東電の共犯者は、首都圏で原発の電気を享受してきた僕らであり、そんな原子力政策を(結果的に)容認してきた僕ら日本人全員が共犯者であると考えます。たとえ終息したとしても(おそらく永遠にそれはないが)、原発事故は忘れてはならない、なかったことにしてはならないと考えます。
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