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2020年3月福島取材⑪/駆け抜けるダンプ

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<続き>

浪江町と双葉町の境で引き返し、諏訪神社へ向かう。特に何があるわけではない。ただ単に寺社仏閣マニアなだけ。

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かつては田んぼだった場所か。何もない。

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明日(3/14)からここを電車が走る。複雑な気持ちで写真を撮った。

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諏訪神社。震災後に改修された。

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「東電原発事故」と書かれている。福島は被害者だ。

SNSなどを見ていると、「原発建設を受け入れた福島県民も東電の共犯者」みたいな言い方をするアカウントに出くわすことがある。リアルでも、南相馬で反原発運動を昭和の時代からずっとやってきた人と話したことがあり、「事故があったからって被害者ヅラして…」と憤りを露わにしていた。反原発運動を行うことで地元で村八分のような状態になり、肩身の狭い思いをしてきた人が「福島県民も共犯者」と憤るのはやむを得ないと僕は思う。しかし、首都圏で福島第一原発で作られた電気をノホホンと使用し、「事故があってから原発のおかしさに気付きました」みたいな人が、福島県民を共犯者のようにいうのはおかしいと思う。

福島第一原発で作られた電気は全て首都圏に送られていた。福島で作られた電気を搾取してきた首都圏に暮らす住民全てが、東電の共犯者だ。

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モニポは0.114μSv/h、手元の線量計は0.30μSv/h。

お参りをしてから、請戸川河口のマリンパークなみえを目指すことにする。

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ダンプ多数。

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遠くに見える減容化施設からモクモクと煙。「どれだけの放射性物質が含まれているか」とSNSで書いたらプチ炎上したが、実際に何年か前、浪江で山火事が発生した時は空気中の放射性物質の量は増えており、これはファクトだ。それによって健康被害が起きるかどうかが不明なのであって、たとえフィルターを通していても、「増える」というのは明確なファクトだ。

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昨年10月の台風19号による生々しい爪痕を眺めながら川沿いを歩く。

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歩道はほとんどなし。幅寄せしてくるダンプもあり、この道を歩くのは本当に怖かった。

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18年10月以来の浪江町営大平山霊園へ。

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そっと手を合わせる。

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こちらには「東京電力福島第一原子力発電所の事故」と書かれている。

ここは公の施設なので、正式名称を用いたということだと思う。

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ここは台風19号で浸水したようだ。今も水がなくなることなく残っている。

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さあ、またダンプの脇を歩いて行こう。

凄まじい土埃を上げながらダンプが通りすぎていく。しっかりマスクをして、吸い込まないように注意しながら歩いて行った。

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汚染土という名の財産。

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水産会社。時間の関係もあったが、あまり寄る気にはならなかった。

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減容化施設とマリンパークなみえ。

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請戸大橋。

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減容化施設は稼働中。その前のフレコンバッグの山といい、おぞましい眺めだ。

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福島第一原発の排気塔が見える。解体作業が進んでおり、第一段階は先日終えた。どこまで隠れたのだろう。

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減容化施設の向こうには中間貯蔵施設が見える。その向こうの高台は「棚塩産業団地」として木が伐採され、コンクリで固められ、利権の温床となる。いつだったかの「朝まで生テレビ」で、片山さつきが盛んに「ロボットテストフィールド」と連呼し「復興」をアピールしていたが、僕のnoteでの取材記録を見ている人なら、そんなものが「復興」でないことは誰もがわかるだろう。

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いよいよマリンパークなみえ。心臓がバクバクする。

<続く>


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