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人員配置基準の緩和「配置基準を超える場合に、しわ寄せ(犠牲)となる事項が出てくる」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/
*****令和4年6月6日(月)第758号****

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人員配置基準の緩和「配置基準を超える場合に、しわ寄せ(犠牲)となる事項が出てくる」
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 政府の規制改革推進会議が、介護分野の規制改革の一つに「特定施設(介護付有老)等における人員配置基準の特例的な柔軟化」が挙げ、現行の人員配置基準「3:1」の柔軟化に向けて議論し、結論を得て「必要な措置」を求めている(=5月30日付け弊紙で既報)。

 これに対し、全国老人福祉施設協議会(全国老施協)は6月3日、自由民主党「社会保障制度調査会・介護委員会」に出席し「介護現場における生産性向上に関する要望」を行い、その中で「配置基準を超える場合に、しわ寄せ(犠牲)となる事項が出てくる」等と訴えた=画像・全国老施協HPより

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