高級ブランドは、あなたの価値を上げるものではない。　〜恋愛ではマイナスです〜

「やっぱり、フランス製はいいわ～～！」

なんていう物知り顔の女性がいると、

「中国製なのですよ」と諭してあげます。

特に、頂けないのは・・、「中国製は、品質が悪いのよね～」なんて言ったら、

「中国製もピンからキリまであって、貴女の持っている、ブランド製品はほとんど中国で作られているのですよ」と言います。

つまり、女性の憧れのフランス・イタリア・アメリカ製のブランド品は、現在、ほとんど中国で作っています。

ルイヴィトン・コーチ・アンテプリマ・アルマーニ等々、

それ以上は、具体的に調べたことないのですが、大部分は中国製のはずです。（オートクチュール除く）

中国のルイヴィトンの工場も知っています。

「ｍａｄｅ　ｉｎ　ｆｒａｎｃｅ」

「ｍａｄｅ　ｉｎ　ｉｔａｌｙ」

は、最終仕上げ（タグだけ等）やパッキングを本国で行うのです。

ひどい場合は、ただ本国へ輸送して、出荷するだけの場合もある。

製品としては、中国製です。

今時、フランスやイタリアで、ブランド製造工場を見たことがありません。

ベトナムや他の国でも、最近、ブランドの製造工場が増えています。

ヴァンクリーフ＆アーペルは、シンガポールに製造工場があります。

かといって、中国製をフランス製・イタリア製と表示するから、詐欺であり、酷い行為だとも思いません。

そんな表示上の偽装（？）は、衣食住にわたって、現代社会では、当然のことのように行われていることです。

むしろ、食は命にかかわるという意味で、もっと深刻で酷い状況です。

こういうブランド品の生産の実態を、理解することです。

中国のコピー商品も、二つのパターンがあります。

実際に、ブランド品を作っている工場で、過剰に同じものを作る。

この場合、タグや刻印まで同じにするか、タグ・刻印は変えるかの違いがあります。

もう一つのパターンは、全く違う資本と工場で、偽物を作る場合です。

現在、中国は、世界の生産工場の役割を担っています。

特に、欧州向けの輸出は、アメリカ・日本向けよりはるかに多い。

京都の西陣などの着物も、最近では、ほとんど中国製です。

もちろん、高級な芸術性のある作品や高額なものは、京都で作っています。

京都の西陣に行くと分かりますが、かっての工場だった建物は、全て展示場のような状態になっています。

このような事実や真実が分かった上で、ブランドのファッション性や価値を楽しむのです。

ブランドの虚と実を分かったうえで、欧米系ブランドを受け入れ、ファッションを楽しむのです。

スタイリッシュなブランドのデザインは、本当に素敵です。

しかし、女性が、高級ブランドの服を身にまとい、アクセを身に付けるのは、恋愛のシーンではマイナスな事が多い。

そんな女性を男性が見て、

「結婚相手じゃない」「プレゼントも高級なものを要求される」「浪費家」「不相応」「パパ活してるのか」

というレッテルを貼られる場合がある。

最近、ブランド・ジャラジャラの男性もいますが、女性からすると、

「詐欺師」「遊び人」「まともな仕事が出来ない」「品格がない」「スタイリッシュでない」ということになります。

そういいう意味では、ブランド好きもほどほどにしないといけない。

所詮、ブランドとは、あなた自身の価値を高めるものではないのだから。

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